(身延山久遠寺の枝垂れ桜。テレビでもよく紹介されています。間近に見ると圧巻だよ。)

 

 

今回も前回の続きです。仕事に関する悩みについて。

今回も所得税関連を中心にお話しします。

 

皆さんのブログを拝見するに、

仕事でお悩みの方が多いようです。

 

引き続き、当方の考えていることと、

過去の経験を思い出してみようかなと思います。

 

 

1.所得税受験生が少なくなれば需要は反比例して高まるはず

 

当方、現場より遠ざかって相当の時間が経っていますから、

当時の感覚という前提でお話しさせて頂きます。

 

中身は所得税受験生の就職の現状。

 

ここまでで述べてきたとおり、所得税は現場で絶対に必要である。

にも拘わらず、受験生数は対法人比で約3分の1に過ぎない。

 

ということは、人材としての需要は高いのではないかと思うのです。

安易すぎるでしょうか。

 

実際、当方が退職する近辺は景気回復局面で、

各大手事務所が景気回復後を見越して人材を欲しがっていた時期でした。

 

当時はそういうところにお勤めの方から内々に打診を受けたことも何度かありました。

「所得税受験生で優秀な人はいない?」というもの。

 

最近はどうなんでしょうかね。

事務所側としても一々ゼロから教える必要もないし、コスパはいいと思うんですが。

 

もちろん見るべき所はそこだけではありません。

「人」として見られることが一番デカいですが。

 

結局、所得税を受験科目に含めること。これは欲している事務所があれば断然有利。

ただ、そういった事務所が全てであるとは考えない方が無難かも知れません。

 

どちらかというと、将来の自分のために

所得税を選択するといった方が正しいでしょうか。

 

確定申告での緊迫した空気の中で、ワケもわからず固まってしまう。

こうなるよりよっぽどマシだと思います。

 

独立した際も、誰にも聞けない状況で鬱々とするよりも、

受験を通して学んでおいた方が圧倒的に有利です。

 

何かが起こった、その時期に慌てて所得税の本を読み始めても

到底間に合いませんからね。

 

顧客も「知っていて当然=顧客には区別ができない」という状態で依頼するんですから。

期待を裏切ることなんてできません。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。