役員給与と未払金

個人で会社をされている方は会社と個人のお財布がごっちゃになってる方が多いと思います。
資金繰りが危うく、個人が会社にお金を入れると会社の決算書には社長に対する未払金が計上されます。
その精算をせずに未払金が計上され続けると金融機関への借入の際、見た目が悪く、下手したら債務超過で融資が受けられないことも…
なので精算を早めに済ませるべきなのですが、その精算金を加味して役員報酬を下げるという方法があります。
何を言っているのかというと、
役員報酬100/現金100を
役員報酬50/現金50と
未払金50/現金50
とするのです。
こうすれば、個人に対する所得税が減ることになります。
ただ税務上、会社側では役員報酬とみなされて課税されますので、欠損会社かリスクを承知で処理するか…ということになりますが。



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