自立と依存の心理 加藤諦三 p231


“この世に人間として生まれて悩まない人になろうとすることは無理である。

しかし心の支えを得ることで悩みを整理して悩みを和らげる人間になることは可能である”


この本の最後の付箋貼ったとこです。


私の生きづらさを解決させるには、ここに書かれている“心の支えを得ること”です。

注意点として、“心の支え”は何でも100%解決させる「魔法の杖」ではないということが、この文章からは読み取れます。

だから私は、仮に“心の支え”になりそうなものができたとしても、それに「全て」を委ねるようなことのないよう、気をつけたいと思いました。


最後に、この本の全ての付箋貼ったとこを見返し、“心の支え”を得るための具体的なヒントになりそうなものを抜粋していきたいと思います。



“かつての日本のビジネスマンにとって会社とその派閥は自分を保護してくれる[母なるもの]であった”


何を“心の支え”とするか?。それは人だけではなく、“会社”という組織も選択肢になりうるということを知りました。



“心の支えが欲しければお金持ちになろうとするよりも自分自身になろうとすることである”


「自分自身になろうとすること」。忘れないようにしたいです。



“幼児期に母なるものに接することができなかった者は、生涯その満たされない空洞を持ち続けて生きていく覚悟を決めるしかない。

それしかないとしっかりと自覚することである。むしろそれをハッキリと自覚したときに、人生を誤ることもなくなる。道を間違えなくなる”


まずはここをハッキリとさせることがスタートですね。ここを明確にすることで、「ではどうするか?」と繋げて考えることができるので。



“母なるもののない世界で生き抜いてきた自分の力を信じることはどんな権力を得るよりも本質的な心の支えになる”


「具体的に何を心の支えとするか?」という問いの答えの一つですね。

今のところ、「会社」「自分」と出てきました。



“人間が母なるものを持った母親を持てない以上どこかで神を信じる気持ちがなければ心の支えはできないのかも知れない”


私は「宗教」というものに対して悪いイメージばかりなので、「神」とか言われると胡散臭く感じてしまうのですが、どうやら「宗教」も“心の支え”となりうるようです。

「会社」「自分」「宗教」。心の支え候補が3つ出てきました。



“心の支えを作るためには、まず心の支えができてくるような生活をする。つまり心の整理をして生活の整理をする。

「一般的に」何が大切かではなく、「自分にとって」何が大切かをハッキリとさせる。対象無差別に愛を求めない”


自分の感じ方を取り戻すところからですね。



“「親父が」とか、「お袋が」とか今の不幸の原因を親のせいにしておけばその場は心理的に楽である。

しかしいくら親を恨んでも、その人の人生は開けてはこない。恨んでいるだけでは人生は明るいものとはならない”


自分で人生を切り開いていくには必要な考え方だと思いました。



まとめると、まず、愛されずに育った人は自分の弱さを認める。そうしてこれまでの、自分を蔑ろにする生き方を改め、自分を取り戻す。その上で、「会社」なり「宗教」なり「自分」なりを心の支えとしていきていく。

心の支えは「会社」「宗教」「自分」に限らず、何だっていいと思います。具体的な何かではなく、自分の感覚をハッキリさせた上で「これだ」と思ったものなのでしょう。