4月になりました。我が家の庭の老桜も散り始めています。
週末に、東京ビックサイトで行われた本部展に行って来ました。グループ戦でのピックアップは逃したましたが、CACIB を頂きました。イブ、最高に美しかったです。
3歳になり、体も充実して、美しく育ってくれました。
完璧な犬はいません…。でも飼い主にとってはどの子も完璧です。ビックサイトのリンクを堂々と走るイブを見て、泣きそうになりました。
閑話休題、
ディアハウンドの成長期に欠かせないもの、それはどの犬種でも同じですが、運動と栄養です。
今日は運動についてです。
ディアハウンドの場合、散歩以外の運動が必要です。私は、散歩は彼らの気晴らし、飼い主とのコミニュケーション、ショーへ向けての歩容の練習だと思っています。運動にはなりません。猟犬である彼らには、ノーリードで、自由に走り回れる環境が必要です。ドッグランなどで週二回以上、そして一緒に走れるパートナー犬がいれば、申し分ありません。
私の初めてのディアハウンド、マックスは2歳になるまで一頭だけで過ごしました。
超大型犬は一歳過ぎるまでは過度な運動はさせてはいけないー。
何人もの日本のブリーダーや、ドッグトレーナーに、散歩くらいにして、他の犬と走り合わせたりしてはいけないと言われました。
オーストラリアのブリーダーにも、無理な運動は控えるようにと言われました。
それで私は、マックスをドッグランには連れて行かず、長い散歩をさせて育てました。
無理な運動…。⁉︎
ソフィーが生後4ヶ月で来てから、2頭になった彼らは、毎日、庭を走り回りました。私は、ソフィーを心配しました。子犬なのに、こんなに運動させてはいけないのではないかと。
あらためてオーストラリアのブリーダーに聞くと、無理な運動とは、コーシング(レース)をさせたり、強制的に何キロも自転車やバギーで引いての運動は、させてはいけないと言うことで、仲間と自由に走り回るのは良いと言われました。
今、私はこう思います。他のブリードはわかりませんが、ディアハウンドに限って言わせてもらえば、子犬期に、充分な運動が必要 です。それは、私の子犬達の成長に基づいてのものです。彼らには人間との5、6キロの散歩では充分ではありません。同じ兄妹でも、自由運動をしている子としていない子では、骨格が違います。
しっかりした骨格形成が必要な超大型犬、ディアハウンドにとって、成長期の自由な運動 は、何にも代え難いものです。
彼らは決して無理はしません。疲れたら休みます。
こんなふうに😊
お日様にあたり、良く食べ、充分に運動して、良く寝る。
人間の子供と同じです。無理矢理、負荷をかけるような運動は決してさせてはいけませんが、私を含めた日本人が思っているより、沢山の運動量が必要です。運動量が少ないまま成長すると、走るための骨格が甘くなります。筋肉に支えられてこそ骨格は整うのだと私は思います。
今、我が家ではドッグランを追加造成中です。
ディアハウンド専用のランです。次に生まれたパピー達が、自由に走り回れるように❤️