ふうのブログ

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何気ない日常の週末だけでも日記にしようというブログ

今週より第2クールの治療となる。
今後の治療は短期入院を数日行い抗がん剤投与、退院、骨髄抑制が起こる前に外来で注射。
という感じ。
2クール目だけなのか分からないが、今回は入院後に造影CTを行い、R-CHOP療法での抗がん剤を2日で投与。
退院日数は明確に分かっていないが、ステロイドの影響を観つつ退院という感じと思われる。

今回は初回の経験を踏まえ持ち込み荷物を再整理したので、より快適に過ごせる気がする。
ワンセグテレビで暇対策強化して、味付け海苔で飯対策。

髪も抜けてきたので院内は使い捨てヘアキャップあると安心。
 

「始まったな」

 

 

準備した品を、早速使い始めます。

 

 

昨日枕に髪の毛が10本程度落ちていて、「あ、これもしかして」という感じ。

時を同じくして家のフローリングに何となく髪の毛が落ちてるのに気が付く。

シャワーで髪を洗うと、手に髪の毛が何本かある。バスタオルで拭く時も抜けるだろうから、浴室の中でバスタオルで頭を拭き、流してから排水溝の髪の毛を毎日取るのが一番楽そう。

 

シャワー後に「使い捨てヘアキャップ」をかぶり、就寝~今日のシャワー時間まで1日中かぶっていた。

寝てもキャップが取れることも無く、枕にも殆ど髪の毛が落ちず、恐らく日中自然と落ちることも減るだろう。これはいい。

なお、「使い捨てヘアキャップ」をかぶったまま「医療用のニット帽(Lサイズ)」をかぶることが出来たので、外出や入院時もこれで問題なさそう。

 

意図的に髪をつまむと、ホロホロと髪の毛が抜けるのを確認。

あぁ、こういう感覚なのね・・・

R-CHOP療法の副作用としては、2~3週間後にほぼほぼ脱毛が起こるとのこと。

ということは、今週から来週で脱毛君になるはずである。

 

ということで、準備したもの。

 

(1)医療用のニット帽

まずはこれ。医療用のニット帽。病院の入院患者でも脱毛が始まってる方は大体これ被られてました。

自分も事前にポチって入院時に持っていきました。初回入院では使っていませんが、いずれ最低一つは必要になるかと。

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(2)外出できそうな帽子

普段帽子をかぶらないので、使えそうなものは持っていない。おしゃれな人は好きな物買えばいい。おしゃれじゃない人なので、使えそうなものをダイソーで買っておく。

少し深めの帽子でサイズに合うものを探したら、この帽子だけ唯一「60cm」サイズで選択肢は無し。

 

 

 

(3)使い捨てヘアキャップ

抜け落ちた髪の処理が結構苦痛になるようなので、シャワー~就寝中、起床~シャワー位の頻度で1日2枚程度使い捨てで処理できると楽らしい。

100枚は多い気もするけど、脱毛が始まって抜けきるまで1~2か月程度ともくろむと、1日2枚程度で丁度いいのかな。

 

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(4)コロコロ

ヘアキャップを使っても、ちょっとは枕や部屋に落ちるだろう。

入院患者から、「コロコロは買っておいた方がいいよ~」とアドバイス頂いたので、退院後買いに行く。

いずれもダイソー。ローラーもテープも色んな種類が売ってるのでお好きなのをどうぞ。

 

病院で入院中、結局ベット付きのテレビは観なかった。

1日15分だけの朝ドラだけ継続してみていたが、病棟の休憩ルームでのテレビで事足りた。

とは言え、持って行った動画やradiko、YoutubeやWebを見つくしても時間が余ることもあり、やっぱテレビでもあるといいかなと思った。

 

で、ワンセグテレビでも買おうかと思ったけど、ちょっと調べていたら古いスマホでワンセグテレビが見られたのを思い出す。SIM契約無しでも出来るようなので、次回入院に向けて改めて準備した。

 

古いスマホは何機種かあるが、今回引っ張り出してきたのは「SHARP AQUOS PHONE ZETA SH-01F」。

もちろん「SIM無し」であり、工場出荷時に戻して放置していた。

完全放電状態なので、10分程度は充電してようやく起動が可能となる。

昔どう使ってたか全く思い出せないぐらい慣れないHOME画面に、ワンセグアプリだけショートカットを置く。

ワンセグ・フルセグテレビも受信感度が良ければ映るのを確認。無事充電も完了。

後は100均の片耳イヤフォンも無事使えるのを確認。

 

おぉ、次回はこれで退屈しのぎが増えた。

※本記事は退院後に書いております

 

1クール目の初回入院は準備期間と併せて21日間で無事退院。

 

 

 

 

 

 

 

 

2クール目は次週から始まるので、それまでは自宅療養が続く。

退院に向けて注意事項や新たに出される薬の説明、緊急時の連絡や次回入院に向けた説明を受ける。

特に退院直後頃はまだ免疫低下がある状態なので、感染症に注意して、食べ物も「生」が付くものは避けた方がいい。

生魚、生肉、生クリーム、土がついてるような生野菜、ネットの情報では更に発酵食品、納豆、自家製漬物は避けた方が無難とのことで、今しばらくは従おうと思う。

 

結局今までの所目立った副作用は無く、CHOP療法中の夜の不眠と便秘があったぐらい。

若干手先がピリピリしてる。脱毛はまだ全く無いが、時期としては今週から来週には始まるものと思われる。

徹底した病院食のカロリーで、必要な分以上食べると太る・食べないと痩せるという点を改めて理解した。

自宅療養ではちょっとは味の濃いものでも食べよう。

 

※本記事は退院後に書いております

 

3週目の予定は「R-CHOP療法」のRを投与するがメイン。

 

 

なお、今週後半は骨髄抑制が発生し、白血球が下がり免疫低下が予想されるとのこと。

これが発生する兆しが採血結果で出れば、注射により補う対処を行うとのこと。

 

回診の医師からは順調にいけば今週末にも退院の目途がつくため、週明けが1クール目の退院予定日となった。
 

■R-CHOP療法のR投与1回目の感想

CHOPの4種抗がん剤は先に投与済みで、今週は残るRの抗がん剤を投与。

これはアレルギー反応が全てと言っても過言ではないと、薬剤師からも事前に説明を受ける。

投与時に看護師が付き、アレルギーの様子を見つつ問題なければ投与量増加。こんな感じで繰り返し、数時間の投与が終わる。

自分はアレルギーが全くなかったので、特に問題なく終わった感じだが、途中の体調チェック(血圧とか血中酸素濃度とか)が頻繁で眠くなるも眠れず、終わった頃にはぐったりしていた。

翌日の血液検査で白血球の低下予兆があるので、翌日から白血球を補う注射が始まり、これは退院前日まで続いた。

 

■病院食のカロリー

便秘も解消し、体重変動も落ち着いているので、後半は「1800kcal」の一般食に戻してもらった。

量が適正になり、体重も順調に減っていったので、つまみ食いでカロリーを底上げする。

病院食のカロリーのみでここまで過ごしていたので、つまみ食いなんて夢のよう~

と、ちゃんと不足カロリー分を補うための間食にプチ幸せを感じていた。

 

※本記事は退院後に書いております

 

2週目の予定は「CHOP療法」を行うがメイン。

 

なお、R-CHOPの「R(リツキシマブ)」の投与は来週予定とのこと。

これは胃の腫瘍を徐々に治療したいため、投与可能期間(1週間)が短いRを後にするためとのこと。

そういう調整は患者の病巣に併せてできるのはありがたい。

 

■CHOP療法の1回目の感想

基本的に数種類の点滴してるだけで、やることは無い。

薬剤交換時以外は看護師さんもいなく、じーっと点滴を受ける・・・眠い。

制吐剤が効いてるのであろう、投与後も全く吐き気など起こらず。

6時間経っても、手のひらが暑く、手先に皮が一枚被った感じはするが、目立った副作用は無し。

翌朝、喉が閉まるような麻酔がかかったような感じの違和感があるが、副作用何だろうね。

この辺りから夜は19時~20時に寝ると23時の看護師巡回辺りで目覚めて、それ以降朝まで起きてる感じになる。

週後半に歯が浮くような感じがあり、口の中もちょっと荒れてるので、うがい薬が処方される。

便秘も継続しており出る気配が無いので、便を軟化させる薬や下剤が処方される。

 

 

■体重増

病院食の「2100kcal」が徐々に辛くなる。何が辛いって、薄味のおかず量のまま「ごはんだけ増える(160g→200g)」。ふりかけがあっても大盛1杯程度のごはんが3食続くと薄味にやられる。

ステロイドを飲み始めてから点滴(生理食塩水)が続き、抗がん剤の薬剤も点滴で入る。

抗がん剤の影響か便秘にもなるので、出ないうえに食べるから一旦減った体重も3kg程増える。

 

※本記事は退院後に書いております

 

1週目はこんな感じ。

 

 

 

2週目の予定は以下。

  • 薬剤師から抗がん剤、投薬内容の説明
  • ステロイド経口薬を開始して腫瘍を徐々に小さく
  • R-CHOPのうち、CHOPを点滴(一般的な順番と逆でした)
 
■使用薬剤
(1)R
ソル・コーテフ、ポララミン【アレルギー予防】
リツキシマブ【治療薬】
 
(2)CHOP
グラニセトロン【吐き気止め】
ドキソルビシン(ドキソルビシン)【治療薬】
オンコビン(ビンクリスチン)【治療薬】
エンドキサン(シクロホスファミド)【治療薬】
プレドニン(プレドニゾロン)【治療薬】

※本記事は退院後に書いております

 

1週目が無事終了

 

 

■「CVポート埋没手術」

私の場合は右鎖骨下に埋め込みました。

「CVポート」自体の詳細は割愛するとして、抗がん剤を投与する度に点滴用の針を腕に刺すよりも、胸のポートから点滴した方が腕もやられないし寝てる間の点滴も腕でズレたりしない、自由に動けるということで選択。

 

手術は「部分麻酔なので怖い」と出てきますが、実際の感想もだいたいそう。

以下、手術の様子と感想。

 

手術前に点滴準備して、点滴しながらレントゲンでカテーテルの様子を確認できる機能がある手術室で行った。
レントゲンカメラが上から見下ろす手術台。
首から胸を十分に消毒し、手術ヶ所は穴をあけた布で覆われる。顔の前も布で覆うので布しか見えない。メガネ外してるからそもそも見えないけど。

最初の麻酔は一番痛みを感じるが、とはいえ注射程度の痛み。
首元やカテーテルを通す胸、ポートを入れる辺り等へ適宜注射し、麻酔が効くのでそれ以降の痛みはあまりない。
麻酔をかける時と管を入れる時までは先生も声をかけてくれたけど、切る、ポートを入れる、縫う等中盤以降は集中してるからか声かけてくれず、臭いや音、なんか肌を動かす感覚で工程を感じる程度。
ポートを埋める時はちょっと既視感のある感覚で、「乾いた大きなかさぶた」を触り肌が引っ張られる感触に似てた。そんな大きなかさぶたの経験はないけど。かさぶたをいじり皮膚だけ動く感覚で痛みは全くないが皮膚を触ってる感触はある。
何気に腕に着けられた血圧計が数分に一度自動計測されるが、不意を突かれて腕が締められるので、”痛み”と勘違いして首や胸の感触以上に驚く。
縫合の辺りは糸で縫う感触と音がし、ややチクリとする痛みがあった。あれ麻酔切れかけ?とビクビクする。
縫合が終わり無事終了。終了後も夜になっても痛みなし。
 

■「CVポート使用開始」

手術日当日から早速ポートに針を刺して点滴に使用した。早速使えるとは軽くビビる。

 

■病院食を増やされる

入院して3日間での体重減少があった。それは、、、入院前にいつにも増して飲食したからであって、入院時体重が「70kg」オーバーだっただけで、3日もすると「67kg」に戻るだろうなと思っていたんだが、その通りとなった。アルコール飲むとそんなもん。

とは言え「1800kcal」の病院食で始めたものの、今後の治療内容から体重変動は重要な確認要素となってくるため、基礎代謝量などからも「2100kcal」の病院食に変更となった。