コービーとメッシ競演で話題のトルコ航空のCM ⇒(自撮り対決編)http://youtu.be/jhFqSlvbKAM
このCMを手掛けた広告代理店CP+Bよる"Beth"誕生秘話(フィクション)を紹介します。

服装、髪型、小物なども70年代半ばの特徴がよく描かれていますね。
面白くも物悲しく、ほろ苦い懐かしさを覚える秀作です。




ピーター・クリスの奥さん(ベス)がスタジオにいるクリスに
電話をかけるところから話は始まります。


「何時に帰ってくるか知りたいの、ミートローフを作るから」

Beth, I hear you callin'
But I can't come home right now

(ベス、電話をくれても今はまだ帰れないよ)

「何時か分かる?温め直しはいやなのよ」

Me and the boys are playin'
And we just can't find the sound

(みんなでずっと演ってるのに、なかなかいい音が出せないんだよ)

「じゃあもっと頑張ってよ!というのは冗談で
ねえ、何時に帰る?6時半ぐらい?」


Just a few more hours
And I'll be right home to you

(もうちょっとだよ。ちゃんと帰るから。)

「じゃあ8時半?」

【スタジオから「おい、いつまでしゃべってんだ。こんなところで夜を過ごしたくないぞ」】

I think I hear them callin'
(呼ばれたよ。)

「今の誰?エースでしょ?エースらしい言い方よね。」

Oh, Beth what can I do
(ベス、いったいどうしたらいいんだよ。)

「ごめんなさい。でも・・・。
(子供たちに向かって)弟を撃っちゃダメでしょう!」


Beth
(ベス)

「なに?」

what can I do
(どうしたらいいんだ。)

「急いだらいいのよ。私、お腹が空っぽよ、昼抜きだったから。」

You say you feel so empty
That our house just ain't a home

(君は空っぽな気持ちになるんだよね。
主人不在の家は家じゃないって)

「え?なに?ゴミ箱を空にしてとあなたに頼んだことを言っているの?」

And I'm always somewhere else
And you're always there alone

(僕がいなくて君は寂しいんだね)

「謝るのはもうやめて、充分よ。
すぐに帰れないんだったらお菓子でも食べながら待つから。」


Just a few more hours
And I'll be right home to you
I think I hear them callin'

(もう2、3時間待ってくれ、ちゃんと帰るから。
ああ、呼ばれてるよ。)

「だめよ。先にコールしている(call=電話する・呼ぶ)のは誰?」

Oh, Beth
(ああ、ベス)

「そうよ。」

what can I do
(どうしたらいい?)

「さっさと帰ってきて。」

Beth what can I do
(ベス、いったいどうしたら。)

「ピーター、何というか、さっきから堂々巡りよね。」

Beth, I know you're lonely
(君が寂しいのは分かるよ。)

「違うわ。寂しいんじゃなくて疲れているの。
子どもたちも痺れを切らしているし。
ご飯を作ったのよ。何時に帰ってくるか知りたいだけよ。8時?9時?」


And I hope you'll be alright
'Cause me and the boys will be playin'
All night

(じゃあ、元気でいてくれ、僕たちは一晩中演奏することになるから。)

「ピーター!あと数時間で帰るって言ったばかりじゃない!
半日かけて食事の支度をしたのに。
こんなことならせっかく使ったディナーだけど捨てたほうがましね!

いつも言いっぱなしで・・・ベス、僕のご飯はどこ?
ベス、僕のメイク道具はどこ?ベス、僕のブーツはどこ?
ベス、子どもたちにアンプを触らせるな。
ベス、ベスっていつも自分のことばかり。
たまには私にも質問させてよ。何時に帰るの?
こんなにもシンプルな質問なのに、答えてくれない・・・

もしもし・・・いないのね。」


【途中で電話から離れたクリスがスタジオに戻り演奏し始める。名曲誕生の瞬間

「子供たち、お父さん抜きで食べるわよ。テーブルに来なさい。」



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