やぁ、ざわえもんだお~。バイト帰りで眠いから適当に哲学的な事でも語ろうかな~w まぁ大抵の人は他者から拒絶される事を恐れますよね。何故なら約1万2000年前に発生した農耕革命辺りから人は100~150人位の少人数の集団を形成して生活してきたから。要は他者からの拒絶と言うのは生存率を劇的に下げるという事を本能で理解している為です。幸い現代の社会ではオンライン状のネットワークサービスを活用する事で、旧石器時代等には到底叶わなかった様な人脈を広げる事が可能となっていますよね。まさにグローバル化というものです。しかしですね、イギリスにあるオックスフォード大学の進化人類学者であるロビン・ダンバー氏が1993年に提唱したダンバー数という法則があり、ダンバー氏の「How Many Friends Does One Person Need?(人は何人の友人が必要か?)、こちらの著作にて提唱され、人は大脳新皮質のサイズ的に平均で約150人以上の親密な人間関係を築くのは困難であるという説が主張されています。つまりですね、孤独の健康リスクは煙草を毎日20本吸うのと同等であるとされていますが、かと言ってソーシャルネットワークサービスを用いて何万人もの人々と日々交流をするのも脳疲労が慢性化してしまう確率が高い訳です。ちなみにこのダンバー数は確かに賛否両論はありますが、以前の投稿でも書いた事がありますが、ミシガン大学の論文ではフェイスブックの使用頻度が増えれば増えるほど精神疾患の発症リスクが上がるという事が示唆されています。他にも僕個人が独自に調べた精神衛生に関するデータを下記に記載しますが、全ての引用元の論文が英語でしたので、僕は少ししか英語が読めませんので、所々誤訳の可能性がありますが、許してちょw

・2017年の世界保健機関によると、世界中の13~18歳の子供達の約10~20%が精神的健康上の問題を経験していると報告している。

・全ての精神障害の約50%は14歳までに発症し、約75%は18歳までに発症すると推定されている。 (ケスラー博士、引用2007年、キム・コーエン氏ら、引用2003年)

・小児と青少年に最もよく見られる障害は、それぞれ全般性不安障害とうつ病である。
(メンタルヘルス財団、引用2018年、
スタンスフェルド氏ら、引用2016年)

・英国王立公衆衛生協会と若者の健康運動の報告によると、若者の不安症とうつ病の有病率は過去25年間で70%増加している。
(引用2017年)

・うつ病と不安は、学力低下、学校中退、社会的関係の障害、薬物乱用、精神的健康問題、自殺のリスク増加等、青少年の発育に悪影響を及ぼす確率が高い。
(コープランド氏、アンゴールド氏、シャナハン氏、コステロ氏、引用2014年
ゴアラ氏、引用2011年
ヘトリック氏、コックス氏、ウィット氏、バー氏、メリー氏、引用2016年)
 
・イギリスにおける自傷行為の割合が過去10年間で13~16歳の少女の約68%増加したと報告。
(モーガン氏ら。(引用2017 ))

・若者の病的精神状態が増加している理由は決定的には判明していない。
(マクレー氏(引用2018))

・メンタルヘルスの意識を高める為の教育的取り組みの影響から、精神科の診断を受ける人々が世界的に見ても増加傾向にあり、多くの若者は偏見に臆する事なく、自分の心理的問題について気軽に話し、専門家の助けを求める必要があり、もう1つの重要な要素としては、デジタルが主流の現代においては、個人的経験の共有を積極的にする必要がある。 (リード・シャシアコス氏、ラデスキー氏、クリスタキス氏、モレノ氏、引用2016年)

以前は精神的健康問題は孤立して苦しんでいる人が多い傾向にあったが、今日では、困難に直面している若者は、社会的交流や支援グループを通じて、同様の問題を抱えている人を簡単に見つける事が出来る。加えて助けを求める行動の増加に加えて、医師は精神的健康問題を診断して治療する傾向が高まる可能性があり、おそらく診断の閾値を下げる効果があると推測される。

ソーシャルメディアと精神衛生の関係性

・ピュー研究所によると、少なくとも十代の若者の約92%がソーシャルメディアを積極的に利用している。
レンハート氏、スミス氏、アンダーソン氏、ダガン氏、ペリン氏
(引用2015年)

・13~17歳の年齢層がソーシャルメディアユーザーの中で特にヘビーユーザーであると特定しており、87%がコンピューターに日常的にアクセスし、58%がタブレットデバイスにアクセスしている。15歳~17歳の青少年の約4分の3がスマートフォンを使用しており、13歳~14歳の青少年の68%がスマートフォンを使用している 
(ピュー研究所、引用2015年)

メンタルヘルスと精神衛生に関係性

・精神的健康上の問題も同時に増加している為、ソーシャルメディアが青少年の幸福に及ぼす影響を理解することが優先事項となる。(キム氏、引用2017年)

・インターネットの使用に関連した問題行動は、依存症等の精神医学用語で説明される事がよくあり、若い人の一部の活動は異常であると誤解される可能性がある。例を挙げるのであれば、自分の画像を頻繁に投稿する若者はナルシストに見えるかもしれないが、そのような行動は若いソーシャルネットワークでは社会規範として出現する傾向にある。
 (マクレー氏、引用2018年)

・心理学者やその他の専門家は、若者がソーシャルメディアにどの様に関わっているか、そしてそれに関連して個人的および社会的発達が損なわれているかについて警告を発している。
(グリーンフィールド氏、引用2014年
トゥエンゲ氏、引用2006年)

・ソーシャルメディアは「両刃の剣」とみなされる可能性がある。複数の研究では、人々が自分の考えや感情を表現し、社会的サポートを受けられる様にする事のメリットが示されている。
 (デタース・メール氏、引用2013年
レンハート氏ら、引用2015年
リリー氏、ボール氏、バーノン氏、引用2014年
オキーフ氏とクラーク・ピアソン氏、引用2011年
ローゼン氏、引用2011年)

・この研究ではソーシャルメディアの使用と心理的問題との関連性も示されており、児童及び青少年のソーシャルメディアの使用と抑うつ症状を測定した11の研究の系統的レビューでは、小さいながらも統計的に有意な関係が示された(マクレー氏、ゲッティングス氏、パーセル氏、引用2017年)

・23件の研究のメタ分析では、問題のあるフェイスブックの使用と、青年期及び若年成人における精神的苦痛との相関関係が示された。(マリノ氏、ジニ氏、ヴィエノ氏、スパーダ氏、引用2018年)

他の体系的なレビューでも、ソーシャルメディアの使用とうつ病との間に意味のある関係がある事が判明している。
(ベスト氏、マンクテロウ氏、テイラー氏、引用2014年
ホア、ミルトン、フォスター、アレンダー、引用2016年)

・ソーシャルメディアと精神的健康問題との関係は単純ではなく、様々な要因が関与している。加えて睡眠障害と有意な関連性がある。(英国王立公衆衛生協会と若者の健康運動によるレポート、引用2017 ) 

・インターネットの過度な使用は座りっぱなしの行動を助長し、過度に健康問題のリスクを高める。
 (イアノッティ氏ら、引用2009年)。

・座りっぱなしの行動が若者の精神的健康に悪影響を及ぼしたが、この関係の明確な方向性は不明であり、精神的健康上の問題を抱えている人は、身体活動が少ない確率が高い為であるとも考えられる。
(アサレ氏によるメタ分析 (引用2015 ) )

・ソーシャルメディアではマルチタスクが一般的であり、ユーザーは複数のプラットフォームにアカウントを持っている。
(ローゼン氏、ホエーリング氏、ラブ氏、キャリアー氏、チーバー氏による研究 (引用2013)) 

オンラインのマルチタスクが精神障害の症状の発症リスクを高めると報告。
(プリマック氏とエスコバル・ビエラ氏 (引用2017 ))

・圧倒的なユーザーからの需要により、ソーシャルメディアアカウントの数と不安レベルが相関している事を発見し、ソーシャルメディアの使用とメンタルヘルスの関係に影響を与えるもう1つの主な要因は、ソーシャルサポートである。アメリカ小児科学会が発行した報告書によると、ソーシャルメディアは、青少年のユーザーが既存の友人との絆を強め、オンラインで新しい友人関係を築く事を可能にし、それによって社会的孤立や孤独感が軽減され、間接的に精神的健康が改善されるという。
(オキーフ氏&クラークピアソン氏)引用2011年))。

・社会的サポートが低い人は、家族、友人、近所の人から高い社会的サポートを受けている人に比べて、うつ病、不安、精神的苦痛等の精神的健康上の問題に苦しむ確率が高い。(クラインバーグ氏ら、引用2006年
モーリック氏、イートン氏、ブラッドショー氏、引用2011年)。

・ソーシャルメディアでのオンラインでの協力的なやりとりと、うつ病や不安症の両方との間に逆相関がある事を発見。
シーブルック氏、カーン氏、リッカード氏の70の研究レビュー (引用2016 )

・しかし、一部の研究者は、社会的支援の量よりも質が重要である可能性がある事を示している。
(テオ氏、チョイ氏、バレンシュタイン氏)引用2013年
ヴァンダーヴォート氏、引用1999年)

・レオン・フェスティンガー博士が1950年に提唱した社会比較理論で、人は自分の意見や能力を評価するために、自分を他人と比較する傾向があり、興味深いことに、そのような行動は、年少の子供や大人よりも青少年によく見られる。
(クレイアー氏、イングデュー氏、イプホーフェン氏、引用2008年
マイヤーズ氏、クラウザー氏、引用2009年)

・ソーシャルメディアがメンタルヘルスに及ぼす影響は、社会的下方比較をする若者は、社会的上方比較をする若者とでは異なる可能性がある。
(シーブロック氏らによる系統的レビュー、引用2016 )

・オンラインでのネガティブなやり取りとうつ病および不安症の両方との相関関係を報告。
(アペル氏、ガーラッハ氏、クルシウス氏
 (引用2016)

フェイスブック等の受動的な使用は社会的比較と羨望を予測し、それがうつ病に繋がる事を発見。また青年期は、エリクソン氏が1950年に提唱した心理的発達課題論において、個人的および社会的アイデンティティの形成の時期であり、若者の多くは現在ソーシャルメディアに依存している。青少年は自己コントロール能力に限りがあり、周囲からの圧力に弱い傾向にある為に、ソーシャルメディアの過度な使用による潜在的な悪影響を回避出来ない可能性があり、その結果、精神障害を発症するリスクが高くなる。しかし、ソーシャルメディアが青少年の心理的及び社会的発達に与える影響に関する証拠は、まだ初期段階にある。これまでの研究の多くは、思春期後半の若者や大学生を対象に行われており、以前の系統的レビューでは、子供、青少年、成人を含む異種集団に焦点を当てていた為、より多くの研究が含まれていた。
(ベイカー&アルゴルタ氏、引用2016年
マリノ氏ら、引用2018年
シーブルック氏ら、引用2016年)

・現在の様々な学問に関する研究では、関心のある結果として、臨床結果と主観的幸福の両方を含む一般的な精神的幸福に焦点が当てられている。
(ベスト氏ら。引用2014年
マリノ氏ら、引用2018年)

結局哲学関係ねぇじゃんと思ったそこのあなた。ジャックポット(^^)殆ど自分で調べた論文だけど、信憑性は結構高いと評価されてましたので、今後もこんな感じで暇な時に調べて適当におもろそうなの投稿するお。そしてわしはコンビニにプリンを買いに行くので今日はこの辺で終わるナリ。Have a good one👍

参考文献↓
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