【鳥の起つ者は、伏なし。獣のおどろく者は、覆なり。塵高くして鋭き者は、車の来るなり。】

 

鳥が旅起つのは、伏兵がいるのを暗示している。獣が驚いて走り出して来るのは、、敵の奇襲攻撃があることを暗示している。

砂塵が高く舞い上がり、その先が尖っている場合は、戦車部隊が進撃して来ているのである。

 

 

 

それは何も、鳥や獣の動きだけではなく、樹木がザワザワと動いたら、敵が近づいて来ているとか

兵士が杖をついているようなならその軍は飢えて弱っているとか、水汲みの兵がまず先に自分から飲もうとするのは渇きに苦しんでいるのだとか、かなり細かくいろいろな例を挙げて、敵の動きや状態のつかみ方を教えている。

 

⇒敵の動きの予兆をつかむことの大切さを訴えています。

 

☆ビジネスおいても大切なことは、些細な予兆をつかみ、そこから予測される次の動きに備えることです。