2018年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(7月14日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!


ジャンル:ヒューマン
 志乃ちゃんは自分の名前が言えない   【7月14日公開】

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

志乃ちゃんは自分の名前が言えない オフィシャルブック
押見 修造 南 沙良 蒔田 彩珠 萩原 利久 湯浅 弘章
太田出版
売り上げランキング: 14,646


■内容紹介
"普通になれなくて ごめんなさい"

ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。

"自分の名前が言えない"大島志乃。
そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。
ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まるーー。
いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。
さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1押見さんの自伝的作品。
みんなの心をえぐってくしのちゃん。  

上手く言えないけれど、人それぞれに不得意なことがあって、それを受け入れてくれる存在が皆必要なんだなと思う。同時に人が互いに相手の事を理解する事なんて到底不可能なんだろうな、とも思う。そもそも志乃は自分の事もわかっていない。それが悪い事って事ではなく、そうなってしまう事を必要以上に責めせない環境が必要なんだと思う。残酷な子供時代は、どんな感情も凶器になるし、命よりも大切な誰かの何かを傷つける事になるかもしれず、それを防ぐ事が出来なければ、その傷ついた原因が本人にあるなんて思わせちゃいけないんだと思う。最後まで変わらないと見せかけて、志乃が笑顔でありがとうと言える終わり方は彼女のその後を想像させて良かったな。



■映画ストーリー
周囲とうまく会話ができない高校1年生の大島志乃(南沙良)は、音楽が大好きな同級生の岡崎加代(蒔田彩珠)と仲良くなり、一緒に行動するようになる。積極的に人と関わることが苦手な志乃だったが、加代に誘われバンドを結成したのを機に少しずつ変化する。そこへかつて自分をからかったお調子者の同級生・菊地が参加してくるが……。

★映画チェック★
映画『スイートプールサイド』、テレビアニメ「惡の華」などの原作者・押見修造の実体験を基にした青春漫画を実写映画化。周囲に溶け込めない女子高校生と、音楽好きな同級生の交流を軸に、彼らの葛藤や苦悩を映し出す。『幼な子われらに生まれ』などの南沙良と『三度目の殺人』などの蒔田彩珠が主演を務め、『イノセント15』などの萩原利久らが共演。乃木坂46のMVなどを手掛けてきた湯浅弘章がメガホンを取り、『百円の恋』などの足立紳が脚本を担当する。

■スタッフ
監督:湯浅弘章
原作:押見修造
脚本:足立紳
音楽:まつきあゆむ

■映画詳細データ
製作国:日本
配給:ビターズ・エンド
制作:プロダクション東北新社
製作:「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会
カラー/シネマスコープ/5.1ch(新宿武蔵野館ほか)

■キャスト(役柄)
南沙良(大島志乃)
蒔田彩珠(岡崎加代)
萩原利久(菊地強)
小柳まいか
池田朱那
柿本朱里
中田美優
蒼波純
渡辺哲
山田キヌヲ(小川悦子)
奥貫薫(大島由美)





ジャンル:障害/音楽
 私の人生なのに   【7月14日公開】

私の人生なのに
私の人生なのに
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東 きゆう
講談社
売り上げランキング: 226,589


■内容紹介
新体操の選手として将来を嘱望されていた、金城瑞穂。ある日、ふとした事故をきっかけに突然競技人生を絶たれてしまう。絶望に打ちひしがれる瑞穂に人生の転機が訪れる――。瑞穂が再び前を向くきっかけになったのは、数年ぶりに目の前に現れた、幼馴染の淳之介だった。瑞穂と淳之介、それぞれが抱える葛藤や悩みを乗り越えながら、目指す新しいステージとは?
新進気鋭の作家・東きゆうによる涙なしでは読めない、青春小説! 装丁イラストは別冊フレンドで活躍中の作家・はつはる氏が描き下ろしました。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 絶望のどん底から、再び「自分の力」で立ち上がっていく―。
20歳の女性アスリートの再生の物語。 

将来を約束された新体操の選手が不慮の事故で脊損になる。新体操のオリンピック候補だったヒロインが、幾多の困難に襲われながらも、自分自身の人生を音楽の道で切り開いていく成長の物語。見た目で判断することのない淳之介の存在に救われる。




■映画ストーリー
新体操のオリンピック候補として目される金城瑞穂(知英)は、日々練習を重ねてきたが、ある日脊髄梗塞を発症する。半身不随になってしまい車椅子の生活を余儀なくされた彼女は、新体操を諦める。絶望に打ちひしがれる中、ひょんなことから音楽の素晴らしさに気付き、アコースティックギターを手に、自分を受け入れながら音楽の道を進んでいく。

★映画チェック★
東きゆう著、清智英原案の小説を原作にした青春ドラマ。不治の病となった新体操の選手が、音楽との出会いを通して前を向く姿を映す。メガホンを取るのは『小川町セレナーデ』『Drawing Days』などの原桂之介。主演を務めるのは、人気K-POPグループKARAの元メンバーで『レオン』などの知英。新体操や車いすの練習を繰り返して挑んだ。

■スタッフ
脚本・監督:原桂之介
原作・著:東きゆう
原作・原案:清智英

■映画詳細データ
製作国:日本
配給:プレシディオ
企画:VAP
制作:ダブ
協力:J-Workout
カラー(新宿バルト9ほか)

■キャスト(役柄:俳優)
知英
稲葉友