◼️取引先の人権侵害や強制労働の確認/排除

花王や塩野義製薬など上場企業数は調達網先の労働環境や人権状況が問題ないか確認する取り組みを行う。

 世界的なESG需要に関して人権保護で後手に回れば販売および投資への影響が必須であり政府も対応を促している。


◼️食料品の値上げ

 原材料の高騰をうけてマヨネーズやマーガリンなどの食品が値上げする。理由は3つ

①世界的にワクチン接種が進み個人消費が拡大していること

②アメリカかブラジルなど異常気象によって農作物の供給が不透明

③コンテナ不足、エネルギー価格の高騰により物流費の増加


◼️有機農業への切り替えに補助金

 農林水産省は農薬などを使わない有機農業への切り替えに補助金を出す仕組みをつくる、。

 背景は環境配慮。農業は温暖化ガス排出量の25%を占め、農薬をつくる際、農薬配布後に発生する。

 問題はコストである。農薬を使用しない場合、除草や害虫駆除の手間がかかる。生育スピードも遅く収穫量も減少しがちでコストが5割以上高くなる見込み。

 欧州は世界に先がけて有機農業の割合を30年までに25%にする目標を掲げており競争力を高めるためには早い段階からの対策は必須である。


◼️中国移動と中国電信上海で上場

 アメリカで上場せず国内で上場する中国企業が今後増えていく見込みとなる。背景はアメリカの規制高まりと中国政府からの意向。

米中の対立が引き続きあることを考えるとこの傾向は継続する。


◼️3Dプリンターで住宅建築

 3Dプリンターの活用範囲が広がっている。小型の造形物はもちろん、臓器や代替肉などの食品、住宅まで用途が拡大している。25年には市場規模が1800億円になる見込み