橈骨茎状突起部で、第1トンネル(長母指外転筋腱・短母指伸筋腱)の腱鞘が炎症を起こし、腱鞘の肥厚とその部の疼痛をきたす疾患です。
ピアニストや美容師など、母指の外転や伸展運動が繰り返し行われることにより、腱と橈骨茎状突起に摩擦が加わり、起こることが多いですが、関節リウマチが原因で起こることもあります。 
また、圧倒的に女性が発症することが多く、発症時期は、妊娠・出産時期(授乳や沐浴で赤ちゃんの頭を支える時など、母指に負担がかかることやホルモンが関係します)、更年期(閉経に伴うホルモンバランスの変化が関係します)に起こりやすいです。

検査法としては、
アイヒホッフテスト(患者自身が母指を握りこんで手関節を尺屈する。手関節橈側が痛む場合は陽性)、
フィンケルシュタインテスト(他動的に母指を小指側に牽引する。手関節橈側が痛む場合は陽性)
があります。

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