この珠玉の名作についてもう

あれこれ言うことはないのだが、

あえて言うとしたらこれだ。




モラれツマは全員読むべきだ。




特におすすめしたいのは

下記のくだりだ。



ファイト・クラブでは、

おまえは銀行預金の額ではない。

仕事ではない。

家族ではない。

自分で思い込もうとしている人物像ではない。

名前ではない。

悩みではない。

年齢ではない。

将来の願いではない。


救済は訪れない。

我々はいつの日かかならず死ぬ。


(引用元

 ファイト・クラブ新版 池田真紀子訳 

 ハヤカワ文庫版 204pより一部を抜粋、略)



人が命と肉体と精神と概念について

真剣に考えざるを得なくなると、

必然同じ答えに行き着くことがわかる。



刻々と減り続ける時間すなわち命。

それを実感した瞬間から

モラに構ってる暇など豪ほどないと気づく。



行動なくして離脱なし。

離脱なくして人生なし、なのである。




泣いて我慢して自傷している暇があったら

家ごと爆破して街へ出るべきなのだ。

(これは比喩ではない。)




この記事を読んでいる人には多分

まだ見える目がある。動かせる手足がある。

考える頭がある。




その上で

鎖に繋がれているわけでもないのに

でもでもだって殺される、怖いから、と

そこに止まるのなら、

それはもう、その人の趣味である。

好きにしたらいいと思う。




人は、他人になんか興味はない。

それは人が冷たいからではなく、

個々人の意思を尊重した上での

大人の礼儀だからだ。

自ら介入してくる奴は大抵、モラか詐欺師か

カルト宗教などの捕食者である。







この世界では、

正義は空から降ってこない。

正義が欲しかったら

殴られた側が自ら作るしかない。




私は作った。