サイバラ(西原理恵子)氏は、高校のとき

週刊朝日だかに連載されていた

「恨ミシュラン」を目にしたのがきっかけで

よく読むようになった。




ゴチャゴチャした汚い絵柄なのだが

読者の涙腺を刺すセンスがあり、

毒舌かつ情に厚い人なんだなと思った。

この当時から高須院長と友人であったと記憶している。


で、そのうちにアル中の写真家とくっついて

共依存になったり離婚したり、

高須院長とくっついて幸せそうになったり、

作家として大成功したりと

色々あったのだが



この方、男性と付き合う度

かなりストレートにお相手の思想に影響され、

それがまた作品にモロ出るのである。

それがキツくて読まなくなった。

なんというか、無頼派を標榜してるけど

実際はすごい女っぽい人なんやな、と思った。




前置き長くなったが、

サイバラ氏が丸くなった(精度がズレた)今

同様の「キレのある愛の毒舌」

を楽しみたい方におすすめなのは

元プロゲーマーのたぬかな氏である。







もちろんそ好き嫌いはあると思うが

少なくともその

「ガチめに身を挺して

 心ある本音を語るスタンス」は

ほかには中々ない論客である。




ただ、サイバラさんと同様に

菩薩マリア的優しさがある人なので

付き合う男性によっては

その切れ味が嫌な方向に先鋭化したり、

逆に鈍るのではと予想している。

(要らん世話)