【弘田三枝子さんを悼む】洋楽カバーでは”本家超え”の歌声…パンチの効いた”うなり”も独特で唯一無二の魅力を放っていた:中日スポーツ・東京中日スポーツ




歌手、弘田三枝子さんが亡くなった。




独断と偏見に満ちた私見であるが
私は弘田さんは、スペクトラムで言うと
発達寄りの方だったのではと思っている。
そしてそのことが発端となり
歌手生命や、寿命自体も
損なわれた部分が大きいとも感じている。





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弘田さんは若い頃、楽屋裏で
他の女性歌手たちに
容姿の悪口を言われたそうである。




これは明らかに
弘田さんの圧倒的な歌唱力を恐れた
負け犬共の遠吠えなのだが、
弘田さんはこれを額面通りに受け取った




笑われる私が悪い、とばかりに
猛然と痩せ 整形をし
問答無用の歌唱力と共に
誰も文句を言えない完全体となって
世間に姿を現した。
色々な意味で、これが大ヒットであった。




しかし弘田さんはその後も
容姿にこだわり続けた。
ジョービズ界の方とは言え
極端なやり方だった。
最近まで続けていたブログも
ダイエットと美容の話題が多かった。




同じパターンを
私は整形モンスターのヴァニラさんにも見る。




ヴァニラさんは子供の頃
学校で虐めに遭っていた。
彼女の父親は「お前が不細工だからだろ」
と言い、やはりヴァニラさんは
これを深く胸に刻んだ。

虐められるのは私に問題があるからだ!

そして彼女は今も
生けるフランス人形目指して
自らの肉体を改造し続けている。

※ちなみに当の父親は後年
自分の言ったことなどすっかり忘れており
ヴァニラさんを脱力させていた。




マイケルジャクソンも、
父親の放った「鼻デカ」という言葉に
亡くなるまで縛られ続けていた。




発達寄りの人々の家庭では
親も発達寄りであることが多い。
彼らは無遠慮な価値感を
子に向けて直球に放つ。
子も発達寄りであった場合、
またそれを真正面から受け取り内在化する。





発達寄り家庭の発達系な子供たちは
そんな親の発したランダムな評価を
骨に刻み込み
死ぬまでそのコマンドを追い続けることが
多々ある。
上では容姿の価値観を例に挙げたが
地位や肩書き、学歴、財産の多少などに
こだわり続ける人々もいる。





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弘田さんはもう
その呪いから解き放たれただろうか。




私を含めた世間は
したり顔で勝手なことばかり言うけれど




少なくとも、今は、
楽しく朗らかな気持ちで、
笑顔でいて欲しいなと
切に願う。