人間にとってのセックスって、
生殖活動であること以上に
「非言語コミュニケーション」
だったなあと
しみじみしているにしおです。
コミュニケーションの方法を
音声や文字に多く頼るようになって久しい
我々ヒト族。
しかし、顔の表情やボディタッチは
今も重要な位置を占め続けています。
で、セックスってのは
その中でも特にヘビーな
身体的コミュニケーション方法です。
セックスレスが問題になるのは
身体の対話が無視された状態だからです。
男性が、セックスさせて貰えないと
寂しい！と不満を漏らすのは
彼らの本体はち○こであり、
ち○この交流方法はセックスしかなく、
それが無視されていると感じるからです。
セックス中に反応が無い女性を
マグロと呼んでガッカリするのも、
「必死で話しかけてるのに
ガン無視されている状態」だからです。
男性の性衝動には、
ロケット作って宇宙に行く
くらいのパワーがあります。
基本的に、女性には理解しかねるものです。
が、そんな女性の視点が理解できない男性は、
自らの性欲を対象に投影して
「好きもの」「ヤリマン」
みたいなファンタジーを作り、
無理やり女性にその役割を押し付けたり
ポルノ作成に精を出したりしています。
（『精を出す』ってすごい真実を突いた表現ですね。）
ひたすらスケベ…
それは男性の
チャームポイント。
ですが、チャームポイントも、
人にを強制するのは良くない。
私が元夫とのセックスを
長いこと断らなかったのは、
性欲が強いからじゃなくて
コミュニケーション欲が
バリバリ強かったから
なのだな…と今なら説明できます。
演技でも無視よりはいい。
せめてもの意思疎通の努力でした。
結果、ムリ
と分かり
と分かり物理的距離を取りましたが、
あそこまで頑張れば
貞子も納得というものです。