アメリカが人種問題で盛り上がってます。




槍玉にあげられる代表の白人男性は鼻白み
オレチゲーシ・アテシチゲーシの
リベラルっ子は声高に御説を垂れ
人種問わずの不満分子は暴れ回り。




失礼な言い方だとは思いますが、
つくづく日本住みで良かったなァと
感じます。






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友人と話をしました。
保守系のアメリカ人白人男性で、
貧しい生まれからのガチの叩き上げなので
白人男性こそ逆差別されてるぞと
いうタイプです。

その気持ちはよく、わかります。





で、私はこう言いました。
「人種問題の恒久的解決方法を知っている」
「ただ、実現は不可能だろう」
と。




「どんな方法⁉︎ 」
と、その人は言いました。





「国を出ればよいのです。」





見た目が嫌い、文化が嫌い。
そんなもん単なる個人の嗜好
責めても仕方がありません。
バニラアイスが好き、苦手
チョコアイスが好き、苦手
無理やり好きになる必要はないし
苦手だからといって
バニラアイスやチョコアイスを
相手の口に捻じ込んだり
逆に根絶駆逐しようとしたりするのが
おかしな話。





アメリカが白人男性の国だというのなら
黒い人は黒い人の多い国へ
黄色い人は黄色い人の多い国へ移ればいい。
無理に一緒に暮して
お互い憎み合い殺し合う必要はない。
なんなら白人男性もアメリカを出て
ネイティブアメリカンに国を返すのが
一番良いような気がする。




「そんな無茶な」




と彼。




「国を捨てるってのはそんなに簡単じゃない」




そこで私は応えました。





「離婚して家を出るってのも
 そんなに簡単じゃない。」





私が元夫の事を話すと
たくさんの人に言われてきた。
なぜすぐ離婚して家を出なかったの?
信じられない、と。
むしろ旦那さんの方が
家を出るべきだった、と。




元夫にとっての正義を捻じ曲げて
私の考えに矯正するなんて
拷問趣味は私には無かったから
離婚して家を出た。
それが出来ないなら覚悟して
喧嘩しながら添い遂げるしかない。
そんな生き方だって、ちゃんとある。




「だから、
 『離婚』する気のさらさら無いアメリカは
 これからも殺し合いの夫婦喧嘩を続けるし
 収まることもありえない。
 それがあの国のダイナミズムだ。
 諦めて取っ組み合うのが道理だ」





彼は黙ってしまいました。






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保守も、リベラルも、
一つ家に住み同じベッドで眠りながら
出ていくならあいつの方だと
苦々しい思いで毎朝を迎えている国。
それがアメリカです。





人種問題が「解決」するとか
「平等に」などと夢見ている人々は
人間のなんたるかが
私よりもっと分かっていないし、
そもそも人種とは何か?
差別とは何か?
それを判断する人間の脳の仕組みとは
一体何なのか?
を、真剣に自分の言葉で考えたこともない
ただの大量生産物語中毒患者だという確信を
私は個人的に持っています。





私たちは違っていて
違わない。




その隙間を縫って、
私は生き延びていきたいなと思っています。