知的に見えて実は幼稚…夫の「静かなモラハラ」に気づかぬ女性の悲劇




以下、記事より抜粋




  ●夫に自分の意見を伝えようとすると「最後まで話しを聞けないのか。そんなことだから君は成長しないんだ」と怒られてしまいます。夫は何時間でも叱り続けることができるタイプ。そんな彼の言葉を、口を挟めずにずっと聞いています。



 ●夫が話し終える頃、自分が言いたかったことは何だったのかわからなくなってしまっていると彼女は話します。たまに彼女の意見を伝えられたとしても、夫はため息を返したり、無視して自分の意見を言い続けたりします。




 ●そして、自分の世界に引き込んだ相手(ターゲット)は自分(モラハラパーソナリティ)の世界を作るため、自分の満足を満たすためにここにいる、といった扱いを始めます。恋人、夫婦間のモラハラでは、自分の心のゴミのゴミ箱として使い始めます。



 ●親密になった大切な人を尊重するのが大人のコミュニケーションですが、モラハラパーソナリティは、親密だからこそ自分の思い通りに扱っていいと思っているようなケースがよく見られます。「親密」であるはずなのに、なぜかコントロールしようとしてくる――その立ち位置が被害者を混乱させるわけです。私がもっと相手を理解してあげなければ。私が態度を変えれば相手も変わってくれるはず、と。



  ● 例えば、以下のような行動があったら要注意です。

 何か二人で決めなければいけないことがあるとき、最終的な決定に行き着くまでに、自分のイメージと違うと「本当にそれでいいの? (ため息)」「君がそれでいいなら僕は何も言わないけれど(舌打ちやしばしの無視など)」と、被害者の感情をコントロールしようとします。

 最終的な決定は、モラハラパーソナリティが当初から決めている終着点に誘導されたものになります。それも「君がそれでいいならそうしよう。君が決めたんだからね」と念を押したりします。

 その決定がうまくいけば、「ほら、私の意見を聞いてよかった。私のおかげ。君一人では何も決められない」と言い、うまくいかなければ「だから心配だったんだ。やっぱり君の決定はこうなる」とそれを侮蔑の材料にさらに利用していきます。

 こうしたことが、例えば家庭の中で大きい小さいにかかわらず、何か決めるときに常に繰り返されたらどうでしょう? 
 話し合っていると思っているそのやりとりは、実は全くコミュニケーションが成立しておらず、モラハラパーソナリティの意志だけが実は通されている。被害者は、日常的にモラハラ言動を受け続ける中で、自分の意見を強く言えなくなっていく。それどころか自分の考えがわからなくなっていく。そして、どんどん自信を削ぎ落とされていきます。




  ●被害者は、冷静になることができれば、その決定は自分の決定ではなく誘導されてのものだとわかるかもしれません。しかし、モラハラパーソナリティとの関係の圏内では、最終的には自分がOKを出したことに変わりはないのだ、自分の決定だ、と自分への反省だけを深めます。

 そして、安心できるはずの家庭であったはずの場所が、被害者の意志や価値観が全く反映されない、自分自身の存在しない場所となっていきます。



 ●モラルハラスメントを受けることの何が怖いかというと、人格や価値観、思考を攻撃され、自分がなくなってしまうということです。自分がもともとない人であれば、心にダメージを受けることもないのかもしれませんが、不思議と、モラハラパーソナリティはそういう人を選びません。

 魅力的で自分の意思をしっかり持ち、この人を自分の世界に引き入れたいという人を選ぶので、人を見る目があるのだなあといつも感心させられます。

 憧れて、やっと親密になり、自分の世界に招き入れた相手を、自分の世界で自分のために使うことをし始める――。自分をしっかりもった人たちは、モラハラを受け、自分を知らず知らずに削ぎ落とされズタボロになっても心の奥底には自分自身の欠片がちゃんと存在し、生きたいと悲鳴を上げ続ける。なんだか辛い、と。







チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン






頷きすぎて
首がもげそうじゃありませんでしたか?



私は特にあの「ゴミ箱」の記述に
首がもげそうになりました。懐かしくて。
(※にしお仮説参照の事)
私の選んだ言葉は「痰壷」でしたが、
英語では「dumping(ダンピング)」と
呼んでました。
私はあなたのネガティヴ感情の
ゴミ処理場じゃないよ!って
何度も本人にぶつけたのも思い出ですね。



離婚するかしないかは
各人の自由、都合、趣味に尽きますが
これだけは断言します。



モラは
変わりません。



何らかの方法でお灸を据えるとか
公権力を使って脅かすとかは
一時的な効果はあっても
パートナー(という名の寄生先)が
根本的に離れない限り、
彼らは「なんだかんだで寄生を許されてる」
としか認識していません。


私は手探りで
元夫のコードの書き換えをし
一定の効果を上げました。


何度も書いていますが、
私が彼に対して行ったのは
簡単に言うと良性の洗脳でした。


まず自分自身をタフな境界線を持った
大人の女キャラとして再構築し、
取り込まれたままと見せかけつつ
切り離し作業をしました。


同時進行で、空っぽのあちらの内面に
私自身を反射させて安定させたのです。



しかし本質は変わらず
空っぽなため
成長した私が消えた途端に
元に戻りました。



共存にはある種の安定という
ベネフィット(利益)が伴いますが、
長期的・総合的に損益を見ると
絶対的にジリ貧物件である
ということを
決して忘れないでいただきたいと思います。