半年位前に買い、放置してあったこの一冊。
やっと読了しました。
平明で非常に分かりやすい文章です。
お勧めじゃなくて、
必読です
必読。
私達モラれツマ族が
悩んで悩んで あ、分かった!
って思ってきたことは
やはりみんなが通ってきた理解の道筋で、
独りよがりや 気のせいではなかったんだ、と。
特に、人間関係の中で無意識的に行われていた
マインドコントロールの萌芽が、
脳と意識の医療技術として
明確に意識されたのがフランスであったこと、
その流れの中でのフロイトやユングの立ち位置
等々 非常にわかりやすく解説されていて、
ツワリの恨み※でアンチフロイトである私も
手法的にはフロイトと同じであることが
よくわかりました。
まあ、すぐ下ネタに走る点なども
フロイト的と言えばそうね。![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
中学生くらいから
人類全員が読むべき内容だと
思います。
これ一冊を熟読すれば、
色々と不安で弱ってる時に
変なモン買ったり ハマったり
騙されたりする率が
かなり下がることは確実です。
また、自称セラピスト系の人々が語る
文言や手法が
誰の孫引きの孫引きの孫引きであるか
そのルーツもはっきりとわかります。
ああ、内容が豊かすぎて語り尽くせない。
引用しつつ記事にしようかな〜。
用語解説
※ ツワリの恨みとは?
私が妊娠悪阻のレベルでツワリが酷かった折、
医療の現場やテキストにおいても未だに
「ツワリは妊婦の甘えによる無意識の演技」
というフロイトの認識が
まかり通っている事があるという事実と
モラ尾君がそのフロイトの文言を引用して
度々モラってきたという苦々しい過去の記憶による
にしお個人の持つ怨念のこと。