半年位前に買い、放置してあったこの一冊。
やっと読了しました。
平明で非常に分かりやすい文章です。


お勧めじゃなくて、
必読です
必読。


私達モラれツマ族が
悩んで悩んで あ、分かった!
って思ってきたことは
やはりみんなが通ってきた理解の道筋で、
独りよがりや 気のせいではなかったんだ、と。


特に、人間関係の中で無意識的に行われていた
マインドコントロールの萌芽が、
脳と意識の医療技術として
明確に意識されたのがフランスであったこと、
その流れの中でのフロイトやユングの立ち位置
等々 非常にわかりやすく解説されていて、
ツワリの恨み※でアンチフロイトである私も
手法的にはフロイトと同じであることが
よくわかりました。
まあ、すぐ下ネタに走る点なども
フロイト的と言えばそうね。爆笑








中学生くらいから
人類全員が読むべき内容だと
思います。



これ一冊を熟読すれば、
色々と不安で弱ってる時に
変なモン買ったり ハマったり
騙されたりする率が
かなり下がることは確実です。


また、自称セラピスト系の人々が語る
文言や手法が
誰の孫引きの孫引きの孫引きであるか
そのルーツもはっきりとわかります。


ああ、内容が豊かすぎて語り尽くせない。


引用しつつ記事にしようかな〜。



用語解説

※ ツワリの恨みとは?

私が妊娠悪阻のレベルでツワリが酷かった折、
医療の現場やテキストにおいても未だに
「ツワリは妊婦の甘えによる無意識の演技」
というフロイトの認識が
まかり通っている事があるという事実と
モラ尾君がそのフロイトの文言を引用して
度々モラってきたという苦々しい過去の記憶による
にしお個人の持つ怨念のこと。