トレスポ、懐かしい‼︎
丁度19ハタチくらいの時に観たんだよ。
20年後の彼らが、リアル年齢でまたトレスポ。
スゲー‼︎
前回に引き続き、
全員相変わらずダメです（:＾_＾）
以下ネタバレしてます。
一番奥のメガネ君、
スパットっていうんですけどね、
グダグダの弱々のジャンキー役。
前回もガールフレンドの家で下痢するし
優しいんだけど本当にカッコ悪い。
が‼︎
今回のスパットさんが…
とんでもなくカッコ良かった‼︎
なぜかというと今回スパットさんは、
どうしようもなく情けない屑ジャンキーの自分を
「どうしようもなく情けない
屑ジャンキーの自分」として
そのまま認めてるんですよ。真っ正面から。
他の三人は、まだ俺イケてる、
あいつらよりはマシ、負けたくない、
見栄張りたい、見返したるって思ってるの。
それがまた
ほんとーーーーーーに
ダサい‼︎
お母さんは涙がちょちょぎれたわよ‼︎
一方スパットさんは、
誰かと比べるためじゃなく
ただひたすら自分をマシにしたくて
自分自身のために
超絶カッコ悪いまま頑張り始めるんです。
他の二人の売春宿プロジェクトに参加し、
大工仕事をやり、雑事や掃除をし、
薬を抜くために一人アパートで孤独に苦しみ、
健康になろうとボクシングジムに行くのです。
ヒョロヒョロで青いジャンキー顔で。
ヘロッヘロなのに。
でも、だからこそ物凄くカッコ良かった‼︎
私、思わず
横にいたモラ尾君（モラハラ依存性患者）に
いかにスパットがカッコ良いかを
熱弁しましたもの‼︎
最後はみんな収まるとこに収まるんですが、
結局物凄い前進したのは
馬鹿にされキャラ、スパットさんだったの。
ジャンキーと一緒に
ジャンキー映画を鑑賞する…
いや〜濃いね！
秋の夜長に皆さんも、是非！