モラれて涙が止まらなくて
部屋に篭っていたとき、長子がドアの隙間から
差し込んできた紙片。
ところどころ 鏡文字になっている。
うん、お母さんは大丈夫。
大丈夫になるよ。
絶対大丈夫にしてみせる。
私が大丈夫にならないと、
あんた達が大丈夫になれないよね。
心も体もすり潰してしまって
焼け付くようにしんどいけど、
もうしばらく
離れない決意と計画を立てたのは私。
私の蒔いた種は私が刈り取る。
悔いの残らぬよう、負け犬にならぬよう、
私のやり方でカタをつける。
それまでは、ドブ水だって飲んでやる。
ともすれば再び眠りこけそうになる私を
目覚めさせ続ける紙片。
ありがとう。