あなたは、もし明日から


空気と
日光を
有料化します。
支払えなければ
供給を即、停止します。


と、言われたらどうしますか。

怒りと同時に
物凄い恐怖に苛まれるのではないでしょうか。

だって、死に直結じゃないですか。
どんな恐怖政治だよ!と思いますよね。


モラハラの加害者は
これと同じ事を
その幼児期に
保護者からやられています。 
多分、被害者の一部も。


この場合
日光と空気に当たるのが

保護者からの

○あんたがそこにいるだけで
    嬉しいよ、満足だよ。という気持ち
○いつもここにいて、見てるよ。
    という安心の保証

この二点です。
この二つを浴び、呼吸して
人間の子の精神は
やっと生き延びることができます。

肉体の生存には食糧と水が必須ですが、
精神の生存にはこの二つが必須です。
何故かはわかりませんが
単純な事実です。

この二つを自給自足できるように
なるまでは、保護者から補給して
もらわなくてはなりません。

モラハラ加害者の保護者は、
この精神二大維持要素に
あろう事か 値段 を付けたのです。
赤ん坊に向かって、金を払えと
要求したのです。


私に喜んで満足していて欲しかったら
ここに居て欲しかったら
私の願うように動きな。
でなけりゃ供給はすぐ止まるよ?


 つまり


ただ、ここに居るだけではダメなんだ。
ただ、生きて居るだけではダメなんだ。

「何か」をしなけりゃ貰えないんだ。
「何か」にならなきゃ貰えないんだ。

でも、一体「何」をしたらいいんだろう?
「何」になったらいいんだろう?

お父さんとお母さんは一体、
何をしたら喜んでくれるんだろう?


その赤ん坊は、
日々この欠乏と戦いながら
精神の死の恐怖を
その骨に深く、刻み込みます。


そうして
自分で補給できるようになるチャンスを
永遠に失ったまま


永遠の餓えに苛まれながら


最後の手段

「搾取」

に出るのです。