『にしお夏の自習』で、
いろんな本とサイトから
まとめた考えを書きます。
興味なかったら劇的スル〜〜で
お願いいたします。


あくまで、素人が考えた仮説です。


いわゆるモラハラ人、境界性人格障害の
考え方の癖を、脳の動きとして
イメージ化してみました。



《わかっている事実》

右脳と左脳は独立別人格である。
それを、橋渡し役の脳梁が
統合して一人格にまとめている。

また、生存するための本能である脳幹、
扁桃体、中脳、大脳辺縁系、
大脳と上位の思考を司る各部分も
別個の人格と言ってもいい動きをする。

左右の脳をざっくりキャラ説すると

右脳(カラフル、具象、立体的な感覚の世界)
世界を”丸ごと”把握している。

左脳(白黒、抽象、文字の世界)
一旦圧縮した右脳データのファイリングと
解析。時間の「感覚」はここで発生する。



《にしお仮説》

①嘘と暴言の発生回路

モラハラ人においては、器質的に脳の各部分の連携が上手くとられていない。もしくは、生存の為の恐怖を司る扁桃体暴走によって、連携が妨げられている状態であると予想する。

(原因)
幼少期の悪環境や人為的な発達阻害によって
左右橋渡し役の脳梁が十分に育たなかったか、
その機能が著しく阻害されている。

モラハラ人は、あった事を平気でなかった事にし、「本気の嘘」をつく。その脳内では何が起っているか。

○現実を現実として右脳で認識するものの、それを自覚したくはない。その際、左脳は右脳からの情報受け取りを回避または遮断し、常識や知識等のデータストックから作って話す(嘘の発生)。
モラが説明する物事の時系列がしばしば混乱するのはこの為ではないかと思われる。

○一般的に、左右の脳で受け止めた情報は各脳なりの情報形式(例えばpngやzip)に置き換え左右で反芻し、データを統合して全脳にシェア、理解するのだが、モラハラ脳の場合反芻できない、しない。扁桃体が全力で交感機能を遮断し、感情がダメージ受けないよう処理をする。

○同時に、脳内に溢れかえった感情を未反芻のまま直に左脳で言語化し、それが支離滅裂な暴言に変換される。
 


②モラハラ人格の多面性

モラハラ脳では、生存の為に「恐怖」「怒り」を司っている扁桃体が、人間らしさを司る上位の脳の連携を阻害し人格を激しく分裂させていると予想する。つまり、

○外ヅラ、内ヅラ等の人格というのは本当に別人格が入れ替わっている。

○モラハラ人と対面する者は、当然自分は一人の人間と話していると認識するが、実は同時に複数人と話している状態である。複数人が一つの口から別個に話すので、対面者は混乱におちいる。

○モラハラ人においては、その時の状況に最適であると判断された脳のパーツが外部と対応する。詭弁が必要であれば左脳、暴言暴力が必要であれば脳幹、といったように、常に分断された人格をシャッフルしている。当然、前後の話は全く噛み合わない。



③感情の外注化

モラハラ人は、感情処理を外注する。

○乳幼児は、その感情代理処理作業を主に母親の前頭葉に担ってもらい、単独処理できるようになる5-6歳までの成長期を乗り切る。

◯そのステージを乗り越えられないまま成人として仕上がってしまったのがモラハラ人である。

○モラハラ人は、幼少期に受けた見捨てられ不安や支配コントロールの強い環境により、扁桃体が暴走した状態が成人後も続いている状態である(永遠の2歳児としてのゾンビ化)。

○彼らは、不安や恐怖と言ったマイナスの感情を自分で処理する機能や容量が平均より圧倒的に少ない。冷却ファンも無い壊れたパソコンと同様である。

ではその壊れたパソコンをどうするか。

外付けデバイスを買うしかない。外付け冷却ファンやバックアップ用のハードディスク、並列処理用のサブパソコンを買い、接続するしか他に方法はない。

○私たち被害者は、その共感能力、互換性の高さを見込まれ結婚という形で買われた、ネガティヴ感情処理用の外付けデバイス脳である。
※ もっと簡単にあからさまにいうなら痰壷です。

○ターゲットの互換性ポテンシャルの高さを見抜いた後は、調教という名のプログラミングによって更にカスタマイズを続ける。

女の方が比較的共感能力が高いため、結果、被害者ポジションになりがちである。

○乳幼児であれば、その脆弱さや可愛らしい顔などで自動的に保護者の自我バリアを解除し、自分と保護者の脳を接続できる。元々、この庇護欲によるブロック解除は本能として脳に備わった機能である。

○しかし、既に脆弱さも可愛らしさも、保護者さえも失った大人が他者の自我バリアを解除しようと思うと、巧妙な乳幼児の真似をするか(弱さの演出)威圧の恐怖を背景にした強制解除の混合物にならざるを得ない。


④そもそも、自己とは何か

経緯をすっ飛ばして言うと、人間に、自由自己意志は存在しない。
(以下参考資料要約)

自己とは、外界からの刺激によって発生する電気パルスの一種。外界、他者、ボールを打ち返してくれる壁無くして自己(のようなもの)は成立し得ない。外部からの輪郭で出来上がっている、生きている間だけの仮初めのシルエット。それが私たち自己である。

(以上要約)

外部刺激待ち状態の「ただのシステム」であった赤ん坊の脳は、外界刺激によりどんどん「自己」「自由意志」の「ようなもの」として動き始める。思考様式や知識のインプットが完成すると一人、脳内各部分で対話しながら「自由独立意識のようなもの」として自分自身で輪郭が作れる。個体生存確率を上げる為のサバイバルの一手法であろう。

○しかしモラハラ人は、幼児期の各種ネガティヴな影響によって その仮初めの輪郭すら得られなかった。脳内対話を遮断しているため、一人で輪郭を保つ事ができない。つまり、常に不安である。

○だからこそ、自己を保つ為には常に他者を側に置いておく必要がある。自己を保てないという事は、極論すれば個体の死を意味する。

○しかし、大抵の他者は外殻が強固である。母親のように無償で注意を向けてはくれず、自由意志で逃げて行く。その為、代理母としてすぐ機能しそうなバリアに隙のある人間や、共感能力の強い人間を狙い、寄生する事は皆さんご存じの通りである。


⑤かりそめだからこそ、初期化可能な自己
 
○健全なバリアを持つ個体でも、恒常的に相反するダブルバインド情報(例・殴りながら愛してると言う)や肉体的・精神的暴力を受け続けると、連携していた脳が混乱をきたし初期化されていく。

○厳しい軍隊訓練や入社訓練、秘密警察による
拷問による自白、カルト洗脳などは同じ手法を使って自己を初期化し、独立個体を再組織化する。
北九州の松永太の起こした事件を想起せよ。