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ハスの葉がようやく出てきました。

 4月には近くの蓮池ではハスの葉が生い茂っていました。

また近所では庭先に置いた容器に植えられたハスの葉が出始めていました。

 ところが我が家では一向に葉が出る気配がなくて、枯れてしまったかと思っていたのですが、

ようやく本日5月12日に葉が出ているのを確認しました。

同じ地域なのにどうしてこんなに差があるのかを考えてみました。

 ハスが種から発芽するためには15℃くらいの温度が必要とネット上に書いてありました。

ハスの根から発芽する温度も似たようなことかと思います。

 ということは蓮池では、4月早々に温度が上がったと思います。

開けた水面には陽ざしがたっぷり。水温が上がり、池底の地中温度も上がったのでしょう。

 近所の庭先の容器は地上に置いてあります。日差しは蓮池と同程度として、どうして蓮池より遅れたのでしょうか。

確かではないですが、夜間の冷え込みがあって、蓮池よりも容量がはるかに小さい容器は水温も下がり、容器の中の地中温度も下がったのでしょう。

 では、わが家の樽の蓮は、なぜこれらよりもはるかに遅いのでしょうか。これも確かではありませんが、わが家では樽の大半が土に埋めてあります。ということは樽全体が陽ざしによって温められることがありません。大半が埋めてあるので、夜間の冷え込みの影響は少ないのですが、温度上昇も少ないのでしょうか。

上の写真は我が家の庭の樽です。上が南側です。

 最初にハスの葉が出たのは上側・つまり南側です。南側ですから樽の側面の一部が陽ざしで温められ、中の土も他の方角よりもわずかながら温度が上がりやすいです。

 次に出てきたのに気づいたのは右手前に2本外向きにまがっているものと、右側に1本やはり曲っています。

 じつはこちらには灰皿が載せてあって、その灰皿の下に出てきたのでした。その灰皿は樽の上に載っているものです。

 多分灰皿が載っていることで、夜間の冷え込みはすくなかったのでしょうか。樽の側面に日差しは当たりにくいですが、わずかの水深の水は樽一面に張ってあるので、日差しで水温が上がると樽一面の土が温められるのです。そして、灰皿の下は夜間でもわずかに温度がさがりにくいのではないかと思いました。

 樽の手前は北側です。日差しで水温が一様に温められ、土の温度も上がりそうなものですが、樽の北側側面は、土からの露出が多いのです。このため夜の冷え込みで温度が下がりやすい状態です。ここには、太い蓮根もあるはずなのに、いまだ全く出てきません。

 ハスは熱帯植物ですから、20度以上くらいが生育に適しているようです。ですから、もっと気温が上がり、樽の中も温度が上がらないと出てこないのかもしれません。

 樽の中の小さい世界でも温度差があって、このような生育の差がうまれてしまうのですね。