名もなき雑草の詩 (雑草観察日記)

名もなき雑草の詩 (雑草観察日記)

このブログを始めたは頃、雑草は観察対象でした。
ある時に気が付けば、自分自身が極々世間一般の中年オヤジと言う、どこにでもいる、まさに雑草の中の雑草だった。
その雑草が世の中の色んなことを見聞きして感じたことを日々綴っております。

今日は二十四節気の「大暑」の始まり、次の「立秋」迄の
約二週間が一年でも最も暑さ厳しい頃となる。
そんな折、遅れておりました北部九州も本日ついに梅雨
明け宣言となった。
とりあえずは、しっかり暑さ対策をしながら、無理せず、
「立秋」まで頑張りましょう。
 
愛犬アランと朝の散歩に出かけると、もはや拷問のよう
なセミの大合唱。
 
この時期、圧倒的にクマゼミが幅を利かせ、「我が世の
春」否「我が世の夏」を謳歌しています。
 
そしてこの最も暑い頃の花の代表と言えば、「ヒマワリ」
でしょうか?
 
しかし、ソフィア・ローレンの代表作でもある映画の
「ひまわり」は北の国であるウクライナが舞台。
 
もちろん北の国にも夏はあり、夏の花で間違いはござ
いません。
 

今日は福岡から実家のある日田まで高速道路を利用して移動

する際に、久しぶりにワイパーが追い付かないほどの豪雨に

遭遇し、恐ろしい思いをした。

しかし昼頃には雨も上がり、今度は強い日射しで一気に気温

が上がり、もはや天然のサウナ状態。

何もしなくても汗が止まりません。

 

本日は天候の加減で農作業は無理かと思われたが、昼頃には

激しく降った雨も上がり、義兄と二人でまたまた草刈り。

 

夏場の草刈りに終わりはありません。

 

区切りの良いところで本日は早めに終了し、同じ年の従弟に

電話を入れ、先週亡くなった親友の事故の場所など聞こうと

したら、一緒に行ってくれることになり合流。

 

 

車中、その時の成り行きを色々と教えてもらったが、人生に

「もし」と言う言葉はないが、もし雨が降らなければ、もし

行事が予定通りに行われていたら、等々考えたら切なくなっ

てきた。

 

友人が事故に遭遇した場所を教えてもらい、その後従弟と別

れ、花を買って、もう一度その現場に向かい、花を手向け、

手を合わせた。

 

それでもまだ現実とは思えず、普段あまり会わないだけに、

まだこの街のどこかにいるような気がしてならない。

 

今日は雲の多い空模様となったが、日射しはジリジリと

地面を焼いて、気温は36℃近くまで上がった。

夜になっても気温は下がらず、20時を過ぎたところで

まだ32℃あり、今夜も寝苦しい夜になりそうです。

 

先日不慮の事故で亡くなった中学生時代の親友のことを

考えていたら、当時彼との交換日記を思い出し、押し入

れの奥をゴソゴソ探した。

 

交換日記の表紙は、バスケやらKISSの写真を張ってデコ
っておりました。

 

しばらく押し入れの天袋やら奥の方から荷物を引っ張り

出していたら、私の学生時代の成績表などを入れた箱が

あり、その中から当時の交換日記が三冊出てきた。

 

確か彼と半々所有していいたはず。

 

まずは表紙をめくってみてビックリ!!

 

内容を読まないとどっちが書いたのか、わからないほど

文字がそっくりだった。

思った以上に小さな文字で、若干筆圧で濃さが違う程度。

 

中学生時代から50年近く経過し、その時間の経過は彼

の文字のイメージまで変えていた。

 

彼とのやり取りはバスケットのことが五割、勉強のこと、

女の子のこと、深夜ラジオや音楽のこと、そして将来の

こと等がそれぞれ一割程度で、その文面は中学生の男子

らしく、彼も私もとっても生意気で、今読むととっても

気恥ずかしい。

 

彼との本格的な付き合いは中学時代の三年間だけだった。

しかしその三年はいつも一緒でとても濃密なものであり、

その後付き合いがなくなっても、いつも頭のどこか片隅

には彼がいた。

 

これからは地元で会える機会もあるだろうと思っていた

が、会おうと思えば、会えていたはず、どこか50年の

別々の時間の流れに遠慮があったのかもしれない。

 

私たちも還暦を過ぎ、自分を含めていつ誰がどうなるか

わからない。

 

会いたい人とは会える時に会い、やりたいことはやれる

時にやっておきましょう。

 

それでもまだ現実を受け入れられませんが・・・。