震災から4年。。。津波で流された宮城の漁船、沖縄に漂着
(2015.3.15 NHKニュース http://nhk.jp/N4IG4CXU
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(中略)
漁船は長さがおよそ6メートルで、大きな破損はないものの、船の底には海草が付いた跡などが見られ、震災から4年もの間、漂流していたとみられています。
池間島の地元の人は
「この4年間、どこを漂流してきたのでしょうか。震災の傷の深さを改めて感じます」
と話していました。
島崎藤村の『椰子(やし)の実』を思い出した。
状況は違うけれどね。。。
岩手の私の母校で始業・終業のベルのメロディがこれでした。
宮沢賢治と島崎藤村を敬愛する創始者の意向だったらしく。
”名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)
旧(もと)の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)
海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ 異郷の涙
思いやる 八重の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん”
※『椰子の実』 詩と唄
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/yashinomi.htm