蝉は本当に羽をこすり合わせてあの音を出しているのか。手持ちのカサカサしたものをどんなにこすり合わせたってあんな音は出ない。

生物学者は音の専門家じゃない。あの音が出ているときに、なんか羽がフルフルしているから、あれが音の原因だろ位のことでそうなったんじゃないか。

実は全然見えないところで、蝉が蝉なりにうぉーーーっと叫んでいる(羽はその影響でプルプルしている)のがあの音の真相なのではないか。

だって、しつこいけど、身の回りのもんをどんなにごしごししたって、あんなデカい、長く続く音なんて出せない。人間の方が器用で力が強いという思い込みこそ幻想なのか。

神様はその人が乗り越えられない試練は課さないとよく聞くけど、じゃあなんで自殺をする人がいるんだろう。乗り越えられないものがあったから死んでしまったのじゃないか。自殺した人がぶつかった壁は、乗り越えられるものであった、なんて誰が決められるのだろう。

どれも、今を見るということを放棄しているから。設定は、論理の通らない妄想か、見たこともない時代の絵空事を事実として頼っている。故に必ず破たんする。魔法モノにするならいっそ潔い(嫌いだけど)。

小説には、かけはぎのようなものを求めたい。かけはぎとは、穴、すなわち無あるいはマイナスを、さも元からあったように埋めることで、穴のみならず全体をよみがえらせる技術である。穴があいて着られなくなったと思っていたお気に入りが再び外に着ていけるようになったという喜び。無から、綻びない有を創りだす。

現実のことはもういいって言う。十分その現実に毎日悩まされているからお腹一杯、と。だから魔法で何でもありの世界に浸りたいの?それってファンタジーや時代物や懐古趣味と同じ思考停止じゃん?

考えろ考えろ考えろ。今のどん底から抜け出せる方法を。考えない奴には永遠に明るい春は訪れない。

「いつもお世話になっております」っつったら「こちらこそお世話になっております」だろ!「はい」ってなんだよ。同じレベルの支店同士じゃないか。つかこっちのが大きいし。お前のやってることは挨拶に来た村人を後ろから刀で切りつけるような振る舞いだ。地味に傷つくんだよ!


話しかけることもなくそっぽを向いてウロウロ。チラッと見て仕事を続けていると「ガン無視かよ」ってはぁ?!お前後輩だろ?!散々フォローして、やっと一人でできるようになったかと思ったらこの言われよう。聞きたいことがあって困ってんのはそっちだろうが!まず話しかけろ!つか敬語つかえ!


客で必ず「私は教員ですが」っていう人がいる。ああーこの人の人生MAXは教員になったことなのねぇと思う。話が長いことを話が上手だと勘違いしている。こいつにだけは習いたくない。


もう閉店なんだよ!時間通りに閉めてんのに(つかとっくに過ぎてるし)自分が遅くきといて「使えねえ」とかいうなそこの客!お前はこのサービスに対して何の対価も払ってねえだろうが!大したもんも買ってないくせに、店員には異常に傲慢で、サービスを強要してくる奴のなんと多いことか。まあサービスを提供する気がかけらもない店員もいるけどな!


国会議員!国会で野次ってるだけで(話を聞け!)、一般公務員の何倍も給料をもらっているくせに、公務員改革とか言うな!まずは人数を減らせ!素直な小学生が集まったって50人も超えたらなんの話し合いもできない。今の規模はいすぎやろ。老人慰問施設になっとる。しかもなんでこっちが金払って癒したらなかんねん。


頼む…直前に渡したパンフレットを、私が見ていることを確認してから目の前のゴミ箱に突っ込まないでくれ…マジへこむ。

 プリピャチの人は特別教育レベルが低かったから、一斉退去で文句を言っていたのだと思っていた。フクシマの人も、田舎で放射能の危険がよく分からないから、原発で生活している人が大勢いるから、その場にとどまっているのだと思っていた。

 しかし、「国内産」と表示された豚肉を買い、福島でとれた野菜を買い、ようやくわかった。そうする以外に方法がなかったからなのだ。国内産の肉を買わないで、東北の野菜を買わないで、お茶はもちろん水も飲まないでとりあえずの今、生きていくことなんてできないのと同じように、逃げる場所がない、安定的な収入を得て働くことのできる場所がない、地域のつながり、介護の必要な身内を移動させられない…だから動けないのだ。それが本当の汚染の正体なのだと思った。

 放射線・放射能から一時的には逃れることはできる。でも一生避けて暮らすには、お金と勇気が必要。そんな余裕のある家庭は限られている。

 それでも、就職浪人、ネットカフェ難民がいるのに、なぜ昨日まで豊かな生活を享受していたからという理由だけで、圧倒的に保護されるのだろうかとも思う。就職浪人は自分の落ち度か。その土地を選んで住んできた人には全く落ち度はないのか。

 こんな円高で、誰が外貨を獲得できる仕事を日本でできるのか。その何兆円とやらは誰が払うんだ。家計を預かる人は、これは我が家には負担が大きすぎるから、と、やった方がいい、必要だとわかっていても、我慢することを知っている。なぜ個々の家庭でやっていることを、いい年したじーさんたちはできないのか。自分で返すつもりのない借金を重ねる人たちに、『闇金ウシジマくん』に出てくる人たちを笑うことはできない。