子株が同じくらいの大きさになったエアプランツをクランプ(株分け)出来そうだと思って引っ張ったら、親の方が「バキッ」っと根元付近から折れてしまった。
花を咲かせて種を出したやつだ…
申し訳なかった。
なんか「簡単に取れるし、切り離した方がいい」と読んだ気がしたんだよな。
指を怪我した時や、虫を予期せず潰した時の気分に近かった。
小さな喪失感かな。
もう切り離すまい。
やっぱあいつ死んだかな。
数日経っていて根元は少し枯れてるが、概ね変わりはない。
あれはゆっくりした生物だし詳しくないから、私にはわからない。
一方、種からは微かな緑の芽が出かかっている。
動きが無い分を差っ引いたら、90中70くらいは発芽するかもしれない。
数か月とか読んだけど2週間くらいか、思ったより早く変化があって意外だった。
ガーゼは思いのほか水持ちがよかった。やっぱり黒カビらしき物が付いて、替えた。
もっと通気性が良ければいいのかもしれない。
あまり育てられる気がしない。
知人の知人には、数人虐待している母親がいるそうだ。
なぜか長男にだけやるらしい。
集まりで長男が「頭が痛い」と言ったら
「この子はいつも嘘を吐くのよ」と笑って言ったそうだ。
その後高熱で寝込んだら、「どうして早く言わないの」とキレたらしい。
本人らは悩んでいるそうで、知人が言うには「母親としての理想が高い人」だそうだ。
私にはわからない。
憎悪しか湧かなかった。
私は多分、そういうことがこの世で一番嫌いじゃないかな。
やり直せることなんてないし、都合良く助けて貰える事も理解される事もそう無いだろうし、何処かへ行った先の保証もない。予定調和はないと思う。
父親に笑いながら、笑うまで殴られていた長女の文章を見た。
読んで「どうして自分だけが理不尽にこんな目に遭わなければならなかったのかと思っていた」とコメントしている人が結構いた。
程度は違うだろうけど、私もそう思っていた。
過ぎたことだけど、未だにわからない。
そういうことは、大概の仕事のように辞めて終わって忘れられることではないと思う。
私がそういうことをしている知人の親を目の当たりにしたら、どう思うのだろう。
少なくとも内心、生きていて欲しくない。
世の中には稀に、物事をやたらプラスに解決できる人というのがいるのかなと思うけど、残念な事に私は、自他に何をしたらいいのかわからない。