刃牙道になってから急きょ大活躍を始めた本部以蔵。
そのモデル（見た目の話ね）は「骨法の堀部正史氏」と言われていますね。
でも、「似ているかぁ～？」というのが、正直な感想です。
ちなみに堀部氏は昨年１２月に亡くなっているんですね。
今日まで知りませんでした。
はじめ堀部氏といえば、「スーパージョッキー」に出ている
整体のおじさんという認識でしたが、
その後著作を読み、
「武道家だったんだ」「古代から伝わる一子相伝の技！」
「アントニオ猪木をはじめ、格闘家が多数師事」とか、
スゲー！！！って思いながら注目していた時期もありました。
まるで、「空手バカ一代」をフィクションと思って読んでいたように…。
私的な思い出として、当時付き合っていた彼女が
体の凝りからくる体調不良がひどかったので、
中野の道場で整体を受けたことがあります。
感想は「全く効果なし！」でした。
でも、武道の部分はまだ信じていて、
「日本にはスゲー武道があるんだ！」ってずっと思ってました。
それがいつの間にか、
本人が著作で秘儀「徹し」が虚構だったと告白したり、
関係者が内情を暴露したり、
なにより、バーリトゥードに参戦して惨敗したりして、
完全に幻想が打ち砕かれました。
でも、同氏も活躍時期が２０年早ければ、伝説のままだったんでしょうけどね。
ところで、刃牙道になってからの本部は
急に各種武器を使用するようになりました。
どうやら当初のキャラ設定とは変わってきているようですが、
柔術家というよりは、「現代の忍者」とよばれている
「武神館の初見良昭氏」が近いような気がします。
徒手の格闘術をはじめ、各種武器にも精通している
日本よりむしろ海外での評価が高い人物ですね。
こちらはFBIをはじめ、各国の軍人がこぞって師事する
本物のようです。
本当に命のやり取りをしているプロが認めるというのは、
大きいですね。
しかし日本の武術家の真贋を、
海外の反応で判断するというのは、何だか情けない気がします。