あたしの引越しが決まってから、
彼が泊まる日は泣いてばかり。

桜を見て、泣いて、
夜、話しているうちに泣いて、
彼はけっこう泣き虫だと思うけど、
でも、あんなにいっぱい泣いてるのは、
おかあちゃんが死んだ時と同じくらい。

泣いて泣いて、
翌日目が腫れて、
どうしようもなくなって、
ふたりで腫れた顔で吟ランチした。

一緒にいたい、想いは同じ。
でもこの次元に居る限り、
あたしたちは一緒にはいられない。

お花がいっぱい咲いてるとこいこか。

そんなバカなことを。
でも、お互い一度は、本気で同じことを考えてたんだって。

昨日は彼が大阪へ出張だったから、
久しぶりにスーツ姿が見られてドキドキ。
やっぱりかっこいぃラブ

梅田の炉端に行って、
たまごかけご飯とか食べて、
奈良まで。

maruとにせんのはしごで10半ごろ帰ってきた。

思い出を話すと泣いてしまいそうだったけど、
なんだか、楽しくて、いとおしい思い出を重ねて。
泣かなかった。
その代わりに、抱かれた。

もう、この日常は終わる。
辛くても、ちぎれそうでも、終わってしまう。

一分でも、一秒でも、
あと残された時間、
彼と共に。


彼の傍にいると
涙が出て、たまらないから
眠った彼の傍を抜けた。

こんな辛いことは、
生涯訪れないでほしい。

どうしていいかわからないと、
彼は言う。

あたしも、どうすることも、
できない。

ただ、流れにしたがうしか。

ここには、もう、いられない。

どんなに、彼を愛していても。

あなたを、一生、忘れない。