夜の、今の頭だから書ける気がする。
今まで誰にも喋っていない、「私の過去の真実」を書きます。
思いのまま書きます。悪文ご容赦願います。
私は高校時代、合唱部に入っていました。
私はここで大きな挫折をしました。人生初めての大きな挫折。この合唱部での高校での3年間のこと、ずっとずっと遠ざかって忘れようとしていました。
しかし悩みはなかなか消えず、その挫折の気持ちは色々なことに影響しました。大学浪人をしても不安で押しつぶされそうになりまともに勉強もできず、第二志望の大学に入学するも周りから浮いてしまい孤独感にさいなまれたり・・・。
「思い出したくないことは、忘れて良い。それで前に進めるのなら」大学2年生のとき、何かの本で読みました。それまでずっとずっとどこかで悩み続けていたのですが、その言葉を信じ、それ以来、悩むのをやめました。
今私は無事地元北海道に戻り、OLとして働いています。
働いているときは、充実しています。「人のために役に立っている」そんな気持ちが生きる勇気となります。
でも、休日、一人になった時にふと思うのです。「自分は薄情な人間だ」って。
だって私は、高校時代の友人と縁を切っているのですから。メアドはすべて消した。
同窓会にも一切顔を出さない。成人式で会って声をかけてくれた友人にも軽く会釈して、中学の友人の所に逃げた。
本当は、いっぱい「ありがとう」って感謝すべき人たちがたくさんいるのに・・・。
合唱部で私が経験した「本当のこと」書きます。
実は私、小学校高学年から中学校にかけて、歌が歌えなかったんです。
ピアノも習っていて、小さいときは自分で作曲してお風呂の中で歌を歌ってたし、歌うのが好きな子供でした。ピアノの鍵盤をポーンと押して、それが何の音がわかるほどの音感もあります。
でも、思春期に入って、歌を歌おうと思っただけで声が出なくなる症状に悩みました。こんな自分大嫌いでした。
元来負けず嫌いで向上心が強くてしかも変に目立ちたがり屋なところのある変わった子供でした。
「歌が歌えるようになったら、私は一つすごい人間にレベルアップできる」
そう信じて疑いませんでした。
歌が歌えない私が、合唱部に入ってしまったのです。
そんな私は当然異質な存在でした。
周りはみな優しい同級生・先輩たちだったので、いじめられたりすることはなく、むしろどうやったら私が少しでもリラックスして声を出せるようになるのか一緒に考え励ましてくれました。
とても苦しく、泣いたこともたくさんありました。しかし入部1年で、歌を歌う楽しさを知り、得意な所は人前でも歌えるようになりました。
そんな私も2年生になり、なんと私が次期パートリーダーになることに決まったのです。
今冷静に考えると、それは無謀な話でした。・・・もしかしたら私が合唱部に入ったこと自体無謀だったのかもしれません(続く)