東北沿岸部大地震から1週間が経過した。
日に日に増加する被害者数、そして届けられる被災地の模様には、ただただ言葉を無くすのみ。
そして、刻一刻と変化する原発の恐怖。
この1週間は、原発の最悪事態に対する恐れで強度な緊張を強いられたせいか、昨日あたりからちょっと、気持ちがおかしい。
深刻な被災地でもないのにこんな弱いことでどうする、と思う。
けれど、訳の分からない母をかかえての日々と、断続する余震やら原発の恐怖を共有することは、なかなかどうしてしんどい。
海外で、日本の報道以上にはっきりモノを言う報道に接している「風」からの原発に対する助言は、さらに不安な気持ちに拍車をかける。
USAの友やインドの友は、「すぐにでも逃げて来い」、と言ってくれる。
それだけ海外では、悲観的報道が大勢を占めているのだろう。
昨日から、情報を一時シャットアウトすることにした。
注意すべきは福島沿岸部の風向きとこの地域の放射線量。
過剰に入る情報は不安な気持ちを駆り立て、情報そのものの信ぴょう性にすら疑いを持たざる得ない。
高知にいる友人に、この不安をメールしたところ、
「そんなに原発深刻なんだ・・」、と、のんびりした返事が入った。
東日本以外の人の意識とはこんなものなのだろうか。
深刻な被災地の人に比べたら、家があり、温かいものが口にできて、物不足とは言えスーパーにはいつも通りの生鮮食料品が並んでいるのだから、なにを弱気になるのだと思う。
けれど、この原発への恐怖は、いかんともしがたい。
IAEAが本日、東京は全く放射性物質の問題がないと発表した。
今のところはそうかもしれない。
なぜって、放射性物質が漏れ出して以降、東京方面に風が吹いたのは一日しかない。
IAEAはもともと、原発推進のための事務局でもあるわけで、天野局長が管さんに何を言ったか知らないけれど、たかだか一つの国際機関の長が、この多忙な時期の総理大臣をつかまえて、会おうとすること自体おかしい。
原発は金輪際やめてください。
私たちはもっともっと節電することができる。
がらがらの電車が、数分に一度走ることなど無くてもいい。
24時間営業のコンビニなんて要らない。
スーパーは午前1時までなんて営業してなくいい。
私たちが、この慣れきった(だれきった?)生活に決別しようとしない以上、原発はなくならない。
今回のことで充分分かりました。
原子力発電は魔物です。怪物です。
人間がコントロールしようだなんて、考えること自体が間違っている。
「東電のばかやろー!」、と私も叫びたい気持ちです。
いま頑張ってくださっている第一線の決死隊員は、下請けの方たちや、現場でただ実直に仕事をこなしてきた社員が多いと聞いています。