4.

さて、カルーセル麻紀姐さんのお話の続きです。

モロッコで性転換手術をしたあと、カルーセルさんは徹子の部屋に出た。ワタシはこういうときは見逃さないことにしてます。

色々と四方山話をしたあと、話はシュジュツの話題に入っていった。そうそう、この四方山話のときにカルーセルさんが言ってました。最初、家を出たカルーセルさんは札幌のゲイバーに身をあずける。流転の人生の始まりだ。姿形が女性になったカルーセルさん。ずっと実家には帰れなかったそうです。

ワタシもそんな経験がありますね。

ロック喫茶で働くようになったワタシは髪もロングヘアー。背中に軽く回した手で髪の毛の先がつまめるくらいだった。黒のジーパンに黒のTシャツ。あるいは皮のズボンに女物の柄シャツ。ガールフレンドから女物のジーパンやシャツを借りて着られるくらい細くなっていた。たまに家に帰ると、母親から明るい昼間には帰らないでくれ、帰るなら暗くなってからにしてほしいなんて言われました。ハハハ。

長くなったのでシュジュツの話はまた後でアップします。