記憶の欠片(ピース) -2ページ目

記憶の欠片(ピース)

病気がちで、甲斐性のないおっさんのブログ。
小説・ショートショートを書いていましたが、気力が失せたため、思い付きでいろんなことを書いています。

みなさんこんにちわ

 

わたしは政治には疎いしあまり興味もないため、全く見当違いの話かもしれませんが書いてみます。

 

先日、選挙で立候補していたOさんが落選していた。Oさんが訴えていた争点は議員の金の問題らしい。

 

Oさんというと、以前に予約していたレストランから入店を断られたエピソードなどがあり、ご自分の直接関わった問題でもあり、こういう点で知識を蓄えて闘っているのかと勝手に思っていましたが、違ったのですね。

 

わたしが思うのは、例えば飲食店やその他の公共施設において車椅子移動への配慮などがいまだ規格化がきちんとされていないらしいという疑問です。

 

道路や電車の駅などでは点字ブロックが概ねどこにでも設置されています。電車の乗り降りでも、車椅子での対応が係員により行われるのは当たり前に見る光景となっていますし、一定の大きさの駅ならホームから改札へのエレベーターも設置されています。

 

こういう制度はあるいみ規格化しやすいと言えるでしょう。まず規格を作って実施し、その上で変えていこうというのを選挙で訴えてみてはどうでしょうか。そういうことを訴えている候補者もいるとは思いますが。

 

***

例えば階段を使って店舗に上がらなければならないという場合を考えると、車椅子利用者本人と車椅子自体の重さの合計が60キロ前後というのはそれほど珍しくない重さだと考えますが(40インチ~クラスのテレビの重さに近いと思ってください)、この重さを階段を使うとはいえ引き上げていくのは相当大変です。わたしの経験ですが、父親を車椅子に乗せて2階へ上げることが出来ませんでした。途中でわたし自身がぎっくり腰になってしまい、身動きが取れなくなってその場から緊急通報して助けを求めたことがあります。(この場を借りて救急隊員の方々にお礼を申し上げます)

また少し状況が違いますが、タクシー会社の運営する介護タクシーで、2階から一階へ階段を使って降ろす最中に担当者が不慣れで躓いてしまいストレッチャーごと母親を落とされたこともあります。

 

車椅子利用者を移動させるのは思いの外大変なのです。わたしなら素人に移動を頼もうとは決して思いません。(車椅子での階段の移動は、前後に一人ずつつき、最低でも二人で介助することになっています。実際にはタクシーの担当者が一人でやる場合が多いのも事実だと思いますが)

 

介護担当者はこのようなことに対していろいろな講習を受けなければなりませんし、実践経験が無いと各種状況に対応していくのは難しいだろうと思います。

 

日本は国民の高齢化で今後の福祉事業は重要度が増すばかりだと思いますが、そういう点をもっと訴えて行く人がいてもいいように思います。

 

***

とりあえず、東京都とか国を代表して、頑張って取り組むんダ