日本は法律国家といいますか、世間体では「いい法律」と
「悪い法律」があって、もしサービス残業をされている
方がその残業代を請求し、支払われたら言うことなしです
ね。
でしたら残業代に関する法律は、あるかと言われれば
「違法」という会社は、このように存在すると思います。
例えば「未払いの残業代」に関して。
「採用の時に残業代を出ないことを説明した」と言われ
ますと、あまり残業はない会社だと思いきや残業、残業
のオンパレード。
それ自体もおかしな話しですが、さらに「残業代が出ない
旨を記載した雇用契約を締結している」というのを理由に
残業代を支払いません。
でも、これは完全に「違法」に値するのですね。
法律には2種類の法規があると言われますが
任意法規・・・当事者間の合意があれば、その法規(法律)
に優先するルールを定めることができます。
強行法規・・・当事者間の合意があっても、その法規に
優先するルールを定めることができない
ものです。
また、残業代の支払いを定めている労働基準法は強行法規
に適応するのですね。
ズバリ、例え「うちの会社は残業代は出ない」というルール
が定められていたとしても、つまり、その旨の雇用契約書
を締結していたとしても、その旨の説明を受けていたとして
も、そのルールは、原則、無効になります。
また、こういうケースでも残業代は請求できるそうなんです。
①会社からタイムカードを発行してもらえない場合!
(仕事のためのメール履歴やLINEなどの仕事に関する記録が
残っていればそれも十分な証拠)
②過去10年間残業代支払われず、取り戻すことは可能!
(過去2年分までは十二分に可能性大)
③退職後でも残業代は、出す事は可能!
(会社を退職したあとでも請求は可能です。海外留学や地方に
移転したとしても簡易裁判で終わるため面倒な手続きは、殆ど
ない。)
ですから、残業代の未払いとして、法律さえ知る事が出来れば
取り戻す事は十分に可能です!