誕生日はもしかしたら?

 

期待していた訳ではなく

でも、

期待していなかったと言えば、

やっぱり嘘になるのかもしれない。

強いて言えば

期待しないようにはしていたかも。

 

昨年もセンパは、

インフルでできんかったしね。

なんていうかそういうタイミングよ…

でも世の母性本能を全吸収する破壊力の

自作ワカメスープはさすがやなと思った。

ただでは転ばんって

こういうことを言うのかも。

 

そういうわけで

今年も何かは多分送ってくれるやろ。

サーモンとかイクラとかカニとか。

(お歳暮か!)

ぐらいの期待はしてたかも。

しかし休んでるのに

頻繁に呟くわけにもいかんやろうしね。

 

情報がなくて

知りたいけど知らんふりしとかなと思うし

ようわからんから不安で

不安なのは好きだからで

平気なふりして待ってるけど

ホンマは平気じゃない。

 

でも急がなくていい。

長い人生のほんの数日だから。

 

急げば急ぐほど

心は騒がしくなる。

知っている。

だから静かにしてていい。

 

 

小学生の時、

図工が好きだった。

材料を手にしたらワクワクして

何モノでも作れる気がしたし

心の中の全てを

筆や絵の具で表せる気すらした。

 

でも作業が始まると

途端に

真っ白の画用紙に何を描いていいか

とまどいはじめる。

失敗したくないから

よりいいものを完成させたいから

そして何よりも

隣でイキイキと筆を走らせる

友だちが眩しいから。

 

私はどうしたい?

どうすればいい?

焦りはじめる。

そして時間との闘いになる。

 

時間内に終わらせるのが

本当に苦手だった。

今も苦手だけど。

 

大好きな教科だったけど

満足して終われることは

ほとんどなかった。

早く早くと思い始めると

思うように思ったことが

できなくなる。

 

筆を洗いながら

流れていく絵の具の

濁った色が

心の色と重なる。

 

諦めると楽になるけど

満足はできなくなる。

そうしていつの日か

何を表現したいのかわからなくなり

楽しくなくなり

白い画用紙に怯えるようになり

好きな教科じゃなくなり

高校生の時、

選択教科になった美術を

私は選ばず

そうして

私の好きは

終わってしまった。

 

焦るのはよくない。

時間が

私を焦らせる一番の敵だ。

 

そして周りからの目と

周りを気にする私の目も

私の敵だった。

 

勝手に感じる期待が重荷だった。

そうあらねばならないという。

自尊心も重荷だった。

 

何も考えていなさそうに笑う友や

のびのびと絵を描く友が

羨ましかった。

 

 

羨ましがらず焦らず

自分は自分と思えるような

自分の時間を

オニュが過ごせてたらいいな。

 

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たまたま図工の昔話を書いてたら

こんなアートがアップされて。

黄色のcircle〇

見ただけで幸せになるね。

これって、何に何で描いてるのかな?

わかる人いますか?

 

 

 

オニュ、

たんじょうびおめでとう。

いつもありがとう。

 

しなければならない ではなく

したいことを してね。

きみの よい いちにちは

わたしたちの よい いちにちと

つながっているよ。

また あおうね。

2023.12.14  zana

 

 

 

 

いつも私たちの幸せを

言葉にして言ってくれるので、 

オニュの幸せは

私たちが言葉にして言うようにしよう。

 

オニュ再34歳。

歳をとらない一年だから

濃縮2倍、幸せになろうね。