昨日の朝日。

しばらくそこに立って
ジョンを想った。

いつもと同じ日常。
いつもと変わらない日々。

一日を終えた夕刻
今度は同じ場所で暫く
月を見上げた。
やっぱり想う人は同じだった。


そうしていつも
毎日
季節の移り変わりとともに
空を見て
彼を想った1年だった。



去年どうしても言えなかった言葉を
空に向かって呟いた。


冬枯れの空に。