二日月の頃、
ふと空を見上げたら真っ暗で。
でも暗さに目がなれてくると
見慣れた冬の星座が
そこにありました。
オリオンと
おおいぬ座のシリウス
こいぬ座は…プロキオン
いつの間にか
夏の星座はそこにいなくなっていて
秋の星座に至っては
月に気をとられて記憶にない。
どうして大好きな秋は
こんな風に記憶に残らないまま
寒い冬になってしまうのか。
毎年思う。
長袖の白シャツを羽織る暇がないまま
ニットやダウンに袖を通している。
オニュの誕生日は
ふたご座流星群が見れたそうですね。
私のところは
雪がちらちら舞っていたので
星は一つも見えませんでした。
でもわかる。
どれだけ多くの人が
流れ星を見て
オニュやSHINeeを想い、そして
願ったことか！！
あの夏の日以来、
光を浴びて輝いているはずの私の月は
雲の向こうに隠れたままで
そこにあるはずなのに
あるかどうかも
光を届ける方法すらも
わからなくなりました。
人にとってこれこそが光と思うことが
違う人にとっては
それは絶対あかんと信じていることだったりして
まるで聖戦のようで
心の闇夜が続きました。
でもそれでも素敵な光を
変わらず届けようとしている方々が
たくさんいらして
元気や幸せをもらっていました。
オニュもそうだったらいいなと
そう思っていました。
でも、
もう光は届けないと
そう決めた人だっていたことでしょう。
ただただ、
好きだったのです。
みんな。
みんな。
好きだったから
苦しく苦々しく腹立たしく悔しく
悲しく辛く残念だったのです。
怒りもあるはずなんです。
怒りは、
悲しみだから。
好きだからこそ傷つくし、
どうでもいいことに怒りはわかない。
どっちでもいいことに
アンチはありません。
そこに強い強い思いがあります。
でも私は…
ただここにいて
貝のように殻を閉じて
そしてじっとしていました。
きっと傷つかないように。
これ以上傷口が開かないように。
血を流しながらも行動する人を
眩しく思いながら。
さらに私は
一番最悪のことを考えていました。
これ以上ないことを。
口には決して出したくないし
出せないことを。
オニュが
オニュだからこそ…
考えてしまうこと。
この６年ちかく
毎日聞いたどの曲も
聴くことができませんでした。
オニュの写真も
見れませんでした。
オニュの声が聴きたい…
オニュの笑顔がみたい…
私はそんな風には思えなかった。
そう思えたらオニュペンとして
まっとうな気がしたけれど
彼の声すら全く聞けなかった。
笑っている顔も
何度イメージしても思い浮かばなかったし
笑っててほしいと思ったけど、
笑ってる訳がないとも思えるから
どうしてもどうしても
いいイメージができなくて。
過去の笑ってる写真も動画も
辛くて。
哀しみは確かにそこにありました。
不安も。
そして希望と絶望がマーブル模様で。
昨日大丈夫だったのに
今日は涙が止まらない。
空を見上げることも忘れ、
夏の景色は
思い出せません。
南の島へ行ったのに
青い海と青い空が
本当に色褪せて見えました。
カラフルな私の世界は
モノクロに変わってしまいました。
ただペンラを振ることが
光を届けることだと思ってた…
ここ数年が
そんな幸せボケの時間だったと
この４ヶ月で思い知りました。
４人のドームがなかったら
ずっとそんな状態だったと思います。
ファイブのオーラスドームコンは
まさに憑き物が全部落ちたみたいでした。
オニュの誕生日の朝は、
うっすらと積もった雪で白い山々が
朝日に輝いてキラキラして
白いキャンバスに
子どもが歩いた黒い足跡が点々と続いて
本当に綺麗でした。
モノクロなのに
カラフルに感じる世界。
彼もこんないい朝を迎えていると
いいなと思いながら
自分の守りたいものを大切に
一日を過ごしました。
オニュに出会えてから
オニュの誕生日に何も書かなかったのは
初めてです。
素敵な企画を知らせていただいたのに
申し訳ないです。
自分が守りたいものを大事に一週間を過ごせたら
金曜の夜に落ち着いて、
何か心のままに書こうとそう思って。
メッセージだけ
メモ帳にしたためておきました。
…誕生日おめでとうすら
書いとらへんやないかーーー汗💦
過去の写真はまだどれも
今の気持ちと違う感じなんです。
だから貼れなくて。
初心にかえって
初めて会った日のカラフルなオニュの
トレカをひっぱり出しました。
本当に何度見ても、
顔が完璧(笑)
そんな金曜の夜、
まさか！！
こんな落ち着いていられない状態に
なるなんて！！
溢れる思いが
止まりません！！
どうしたらいい？
どうしよう？
おたんじょうびおめでとうオニュ。
きみがみたいけしきを
はやく、みせたいです！！
ここで。
このばしょで！！
心の準備はもうできています。
だって
だって
ずうっとずっとずっと
ただただ君を
君たちを
私たちは待っていたんだから！！