先日、私は福島へ行ったのさ。たった一人で。


私の 今置かれている現状で いろいろ調べ


行ける場所はそこしか見つからなかった。


GW前に行けなかったので、終わってから行ったんだな。




お金や、一緒に行く相手がなくて、


それでも出来ること 考え考え、


やっと行くことを決心出来て、行けた。


いわき市で、知らない街で私は、免許があったので


運転する事になり、4人ほど乗せて、がれきを運んだ。


他の人たちは 地元の人で被災者だ。


被災者が、よりひどい被災を受けた人の、


ボランティアをしている。珍しい事ではなく


当たり前の事としてやっている。


これを一言で言うと


「素敵な事」と言う。覚えておきなさい。




私はなぜ? 行ったのか。


正直な話、私の汚れた心の洗浄。


そして 何よりも、私は他人に必要とされたいのだ。


他人の役に立ちたいのだ。


私が 「福島にボランティア行ってきたんだ」


って言える人間は ほぼいなくて


やっと二人に言えたぐらいだ。


そんな私でも 必要とされたいのだ。




偽善者と呼ばれようがなんでもいい。


そんな事は、20年以上も前から言われている。


他人にとっては、当たり前の事かもしれない。


それでも、死ねなかった私が、ただただ他人にとって


必要な人間になりたいと、この歳で思って 悪いわけがない。




横浜から始発に乗って 東京へ行って、


いわきに初めて行って 地図見て


ボランティアセンター探して行った俺を、


この俺は、、、、、、褒める。褒めちぎる。




なぜか?  


がれきを運んだ家の おばあちゃんの


「ありがとうね」


っていう言葉と笑顔が


それを証明している。










デルカへ

デルカ