オレのトルコはトルコじゃなかった。 | POI修行の世界一周

オレのトルコはトルコじゃなかった。

この旅初めての飛行機。

当初、陸路で旅をしようと思ったけどそんな事はインドがふっ飛ばしてくれました。

ブログの更新も稀というかネットする時間も惜しいくらいインドは楽しかったし、色んなものをくれ。オレを分解して再構築してくれた。


そんなわけでこの旅初の飛行機乗る前はかなりパニくった。

やってきました。トルコ。この国はオレに何をくれるのだろう?

空港でパニクリながらも何故か現地人に奢ってもらったりしてタダでスルタンアフメット地区へ。

旅出る前に楽しみにしてた。この風景はオレに一ミクロンの感動も与えてくれなかった。

だから極端に写真が少ない。


宿にも居場所がなく街自体に居場所が無い。心が高鳴ったり、安らぐところが見当たらず歩き回る。

観光で歩くわけでもない。

ただ考える場所を求めて歩くとベンチを発見してやっと。

きっとオレの見た目はこのおじさんに近かったはずだ。(隆夫君談)

そんなしょぼくれたオレを助けてくれたのがインドのハンピで少しの時間を共有したこのカップル。

この広い街で居場所を求めて歩き。マイナーな方へ歩いてた俺を発見してくれた事はほぼ奇跡に近く、困ってた俺を見かねて、インドの風はパキスタン・イランを飛び越えて助けてくれた。

使者を送ってくれた。

後に彼がオレのトルコの財産となる。

おかげで2日目にしてイスタンを出ようとしてた俺を一日延泊させてくれた。笑

エネルギーを少し補給し、カッパドキアへ。

沢山の奇岩が生えまくってた。

そこからオリンポスへ。

ここではイスタンで奇跡的な再会を果たした隆夫君と訪れた。

ここでは大地からの火のPOWERを頂いた。

俺のPOIは更に加速した。

昼間はビーチで過ごした。

そこでの出会いが俺のトルコを非常に濃くしてくれた。

宇無人(名づけ親。隆夫君)

絵理夫

無良矢(ナラヤ)

みんな当て字で命名。こっちの方が覚えやすいのは日本人だから?


彼らが俺らをレインボーファミリーの元への切符をくれた。

この切符を握り締め、何故か流れはヒッチハイクへ。

目的地もあまり分かっていない日本人俺らは完全に流れに漂流。

一泊目は何故か民泊。

こんな変な集団に向っていきなり

『俺の家に泊まれ』

ってな感じの言葉を言ってくれるのはこんな人。

無素多不亜(むすたふぁ)

いきなり出された写真がこれ。

意味が分からない笑いにKO。


ご飯も出してくれる。うめー。

この人はいい人。

すげー広い心。

すげー愛だ。

でもこの人の子供に生まれなくて良かった。

この人のノリは毎日は辛い。

次の日もとりあえずがむしゃら。

何台も何台も。

1KMでもいいから乗せてって感じで。

徐々に目的地へ。

着いたと思ったら。

そこは目的地より200KM離れた。

後退。

俺らは動物園のサル状態。

想定外の目的地ミスで民泊の次は野宿。

レインボーから来たファミリーが空間を作ってくれる。

どこでもいい空間ができる。

次の日、予想外にヒッチで迷って脱落者がでる。

しかも主要メンバー2名。

それでも宇無人と日本人俺らは目的地へ。

3日間に及ぶ旅。

脱落者2名。

その先に待つレインボーは本当に本当にすごい世界だった。

全てを家族として心の壁はない。

いろいろ協力し、助け合い学んだ。


フリッスビーおじさん。

ポイ教えてみたり。


みんなで協力。

感謝。

食べる前は物に、人に全てに感謝の儀式。

サークルは広がって全てを繋いでいく。

家族が出発するときは・・・



バイバイ。

めっちゃ濃いトラクター。

凄まじい家族に巡り会い一段と成長を感じた。

愛を持てば全てのものからPOWERを得られる。

でもトルコはイスタンブールのアヤソフィアよりカッパドキアの奇岩よりレインボーより。

俺は彼に会えたことが一生の人生を豊かにする時間だったと思う。

本当に出会ってくれてありがとう。



とりあえずブーツは脱げ。


ってな感じで今はイスラエル。

明日から死海のレインボーに行ってきます。

火と一緒に。

2週間くらい音信不通になるかもしれないけど、俺は元気なはずです。