そんなCMがあったが、線上降水帯が多発する今の日本では
金鳥ではなく「緊張」を強いられる夏となった。
今も大雨警戒レベル3が今治市より発令されるなか、このブログを書いている。
外は雷がとどろき、断続的に強い雨が降っている。
昨日は同じ町内で土砂災害警報、批難指示が出た。
熱海の惨状も、連日テレビで報道している。
中でも穏やかな老後を過ごすために移住した地で遭った災害に心が痛む。
七十二時間は超えてしまったが一人でも多くの生存者が救助されることを祈る。
記憶から遠ざかっているかもしれないが
2018年の西日本集中豪雨でいまだに復旧が進んでいない箇所が
大三島でもある。
また市から
「あなたの住む家は土砂災害があった場合、裏山が崩れ家が半壊する可能性があります」
と通達がきたこともあった。
退去するなら費用がでるとか、法面補強工事でもする考えがあってこの紙が届けられたのか
市に訪ねると、口ごもり
「備えてください」
と歯切れの悪い一言。
こりゃ、何かあったときに市としては「勧告」はしましたよ、という既成事実のためなのかな、
と私も割り切る。
2016年に「せとか畑」が崩落した。
二つの小さな山に「盛り土」をして棚を造った園地であったことは
崩落した箇所が「盛り土」した部分のみであったことから一目瞭然だった。
我が家の裏山は大丈夫だろうか。
点在する畑は大丈夫だろうか。
不安が募る一方で「アフター大雨」も見据えて
雑多な作業も進め段取りを組む。
屋根を叩く雨音が激しくなってきた。
大雨による被害が日本でこれ以上拡大せず
梅雨が明けてほしいと願う。