こんにちは。


専門家になるための読書法として、その専門分野に関する本を30冊以上読むことを挙げる方がいらっしゃいました。

なるほど、それにしたがうなら、会計や監査の専門家になるには会計や監査に関する本を30冊以上読む必要が出てきます。
もちろん、一つの見解としては正しいとも言えるなあと思いました。

では、会計士試験合格を目指すみなさんにその必要があるかというと、全くもって無いですよね。
私だって、そんなにたくさんの専門書は読んでおりません。(読もう読もうとは思っているのですが、いまだになかなか読めていません汗)


専門性を求めるならば、深く深く勉強し、理解する必要があるのは事実でしょう。

しかし、会計士試験合格に必要とされるのは、そこまでの深さではないと考えられます。どちらかといえば、全科目を広く浅く、満遍なく勉強した方がいいのでは。

ですから、学習にあたってはある程度の割り切りも必要だと思います。理論的にはさまざまな考え方や背景がある場合でも、試験合格には結論だけ知っていればいいことも多いはずです。


私も、けっこう割り切って覚えてしまった内容はけっこう多い気がします。(その結果、試験後すぐに忘れてしまって、修了考査を控えた今、苦労しているのですが。。。)

簿記の仕訳も、割り切って覚えてしまった方が効率的で合格に近づく場合もあるでしょう。

ある意味での開き直り?みたいなものも大切なのではないでしょうか。