サッカーを好きになったのは、Jリーグがスタート
してからになります。それまではまったく興味があ
りませんでした。

そして、94年Wカップ最終予選の試合(俗に言うドー
ハの悲劇)を観て衝撃を受け、さらにアトランタオリ
ンピックでブラジルから大金星をあげた試合を観て、
一気にサッカー熱が加速しました。

タイトルの本は、そのアトランタオリンピック当時
の日本代表の選手・監督等にインタビューをして、
内情をまとめた本です。

これを読むと、ブラジルに勝ったのは決して偶然では
ななく、監督の緻密な戦略と準備があった為の勝利
だったという事が分かります。

そして、続くナイジェリア戦ではハーフタイムに
トラブルが合って、チームは分裂状態にあったと
いう事。また、当時中田(英)はチーム内でかなり
浮いていた存在だったという事が書かれています。


これを読んでから、テレビで試合があれば必ず
チャンネルを合わせるようになり、時間があれば
スタジアムに足を運ぶようになりました。

自分に取ってはサッカー熱に火をつけた1冊です。
同時にスポーツノンフィクションというジャンルの
本が好きになるきっかけとなった本でもあります。

著者は金子達仁。

サッカーファンの間では賛否両論のようですが、
私はとても面白いと思います。

※当時の前園選手は本当に凄い選手で、
 大好きでした。色々なチームを渡り
 あるいているようで、去年までは
 韓国Kリーグのチームに所属してい
 ました。今日のニュースでは、セルビ
 ア・モンテネグロのチームのトライア
 ウトに参加しているとの事です。

 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050415&a=20050415-00000020-spnavi-spo