魔女の宅急便 3 〈小説〉
 
生まれ故郷を飛び立ち、数年たった魔女キキの物語。
 
仕事も軌道に乗って、飛ぶ以外にも新たな魔法を習得したキキは、不思議な本と、不思議な年下の少女に出会います。
 
はたしてこの少女や本は何なのか、答えはラストに隠されています。
 
少女や本にキキは振り回されて、自分を見失い、崩壊といって良いほど落ちていきます。
 
落ちて落ちて落ちた先に、キキは何を見るのか。
 
 
 
正直ラストまでは心が痛むほどの崩壊でしたが、最後まで読んで、ちょっぴり成長したキキが戻ってきてくれてほっこりしました。そして新たな伏線。トンボの旅立ち。トンボがいなくなった街でキキはどのような成長を遂げるのかが楽しみです。