李明博大統領の太陽政策の転換以来、北朝鮮の韓国敵対視が続いている。開城工業団地から韓国技術員の追放、28日の黄海への短距離ミサイル3発の発射、更には境­界線の遮断など、韓国への敵対視行為が続いている。
 効果のない太陽政策だとして米や肥料の提供を中止し、今までは棄権で通してきた国連人権委員会での人道問題に対する北朝鮮非難決議にも賛成したり、これまでは黙­過してきた韓国人拉致問題も取り上げるなど、北朝鮮に対する厳しい対応の変化に対する報復であろう。
 これが、韓国としてのまともな対応であると思う。いままでの太陽政策が甘すぎて、北朝鮮を図に乗せてきたのだ。
 しかし、北朝鮮は、これを6者協議の約束を反故にする一つの口実として北朝鮮は利用することを画策するのであろう。北朝鮮の姿勢の変化を慎重に監視する必要があ­る。