昨日の日経に手元現金>時価総額になっている企業が増えているとの記事がありました。つまり、理論的には時価総額に相当する資金を借りて買収し、買収後手元現金で負債を返せば利益ができることになります(金利にもよりますが)。
手元現金>時価総額になる原因は、経営者が手元現金を無駄遣いするはずだという株式市場の懸念があります。要するに働けば働くほど会社の価値が破壊されるのです。経営者が原因なのか、市場環境が原因なのかは場合によるでしょうが、うれしい話ではないですね。今のうちに会社を売却するというのもありでしょうね。
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