久しぶりに教会のメンバーに会いました。

彼は…
「ずっと、真の父母様だけを見て歩んできた。
でも…
お父様が聖和された今は、お母様だけを見つめるだけ…
お母様も聖和されることになったらその時は…
皆、志が違うのだから、それぞれの道を進めば良いんじゃない?」
と語りました。

私は、すごくショックで返す言葉を失いました。

何故、統一教会に入ったのでしょうか?
お父様と共に歩みたいと思った動機は何だったのでしょうか?

彼だけがそうなのでしょうか?
それとも…?

少なくとも私は…
原理を聞いた時、神様のみ旨が何なのかを知った時、
もしかしたら本当に…
神様を中心とした一つの家族のような世界が作れるかもしれないと思いました。

ですから、統一教会に入ったし、祝福も受けたし、韓国にも来ました。
もしも私に文化の違いを乗り越え、言葉の壁を克服する事ができれば、
それはきっと誰にでもできるはず。

全ての人が、
言葉や文化の壁を越えて仲良くすることができれば…
今すぐには難しくても、子供達、孫、そしてその次の子達へと…
時代が変わっても、神様のみ旨を次の子供達にまで受け継がせることができれば…
いつかきっと、世界は地上天国になる。

そう信じて来ました。

しかし…
彼に会って、彼の言葉を聞いた時、
果てしない脱力感に見舞われました。
彼の背後に『吸気鬼』でも存在しているの?と思うたくなるほどでした…



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