文顕進

私たちは定着時代に入りました。皆さんは定着時代における祝福家庭の責任を認識しなければなりません。お父様は「定着時代に入ったので、もはや信じるだけの時代ではない」と説明されています。皆さんは真の父母様を信じているでしょう。では真の父母様と生きたいですか。第四次アダム圏時代とはまさにそういうことです。ただ父母様を信じるのではなく、祝福中心家庭として真の父母様の本当の代身者になるということなのです。

「私は真の父母様を信じている」というだけでは不十分なのです。

もし皆さんが「私は真の父母様を信じている」というだけで、世界の実態的な救いをもたらすための摂理的任務や責任とは関係なく、離れて好きなことだけをやっているとすれば、何の意味もありません。それでは祝福家庭としての責任を果たしたことになりません。

統一運動はそれを理解しなければなりません。実際、私は個人的にある食口から、彼の考えを書いた手紙をもらいました。この人はたぶん20年か30年、真の父母様に従ってきた人ですが、その手紙を読んでみて、彼は盲人を導く盲人のように、まったく何も分かっていないのだと気付きました。というのは、彼のメッセージの中心が「自分は真の父母様を信じているが、違う道を行きたかった」というものだったからです。

血で書かれた契約とはどういう意味でしょうか。皆さんは自分の家庭から逃れることができますか。皆さんのアイデンティティは変えることができません。同様に家族の一員として期待されることも変えることはできないのです。

= 2001年4月21日 ベリータウンにて… 顕進様 =



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