息子が学校でいただいてきたインフルエンザA型、わたしもバッチリとキマりまして絶賛寝込んでいるところです。


さて今日現在、2023年の2月です。一番最後の投稿が2021年04月26日だったので、なんと1年9ヶ月もブログを更新していなかったことになるんですね。

で、過去の投稿を見てみると、病床に伏しているときに書いているパターンがけっこうあることに気づきまして。

少し病状がラクになってくると、やることが無くてついにアメブロということになったのでしょうか。(アメブロさんに失礼)

とは言っても実はちゃんと経路がありまして、寝込んでいることで、買ったあと読まずにたまっていた本を読む機会になったんですね。これは良いことだ。

趣味がすごく散らばっている人間ですので、もう解体新書みたいなとかもあれば何が何やらというその中の一冊、プロダクトデザイナー秋田道夫さんの「自分に語りかけるときも敬語で」の中で、「文字を書けるひとは、ひとに認められやすい」というようなニュアンスの文がありまして。

あ!ぼくブログをやってない!

と思ったのと、

そういえば僕はどんなことを書いてきたんだろう?

ということがありまして、過去を振り返りながらのこの投稿になった。ということです。

1年9ヶ月も更新してなければ、たまっているネタもたくさんあるし、私自身もだいぶイロイロ変わったので、これはちょっと再確認してみよう。とな。

...お題は「冬の沖縄も焚き火」でしたね。

というところで、インフルエンザが急にキツくなってきまして熱っぽくなってきたので、いったんここでもう投稿しちゃって、あとで編集という形をとらせてもらいます。タミフル飲みます。

ご覧になってくれているかた、ありがとうございます。



撮影カメラは LEICA M10。勇太くん。



廃屋にしちゃった建物の庭というかヤードで開催しています。



七輪はボロボロですが、よくやってくれています。



ダッチオーブンです。この日のために新調しました。



勇太くんが撮ってくれた僕。焚き火台は、巨大なヒューム管の切れっ端?を2つ重ねてつくりました。つくったというか乗せただけなんですが。空気を引き込むため、真ん中にすき間を。

以下は僕のSONY a7RM2で。CONTAXのG1レンズ Carl Zeiss Planar 45mmです。


翌朝、犬塚くんに割られることになるグラスたち。



わたし以外は音楽家たちなので、音を出してくれる。寒さはあとどれくらい続くだろうか。あと何回、焚き火ができるだろうか。あ、そんなことを考えずに今日に感謝します。

いい時間。



1年ぶりにブログを更新します。

 

早速ですが沖縄には芭蕉布という織り物があります。その取材を45日間ほど、させていただきました。

 

わたしひとりで、取材、映像撮影、音声収録、編集までやっていますもので、どこか怪しい何かを見つけないようにお願いします。

編集画面はこんな感じです。整理する余地がありますね。

 

さて、本題に入ります。

 

「芭蕉の木」は、実は木ではなく大型の多年草で、まるで木のように立ち上がるこの茎にこそ、強くしなやかな繊維が隠れています。これが芭蕉布の原料になります。芭蕉というのはバナナの木の種類で、見た目はもうバナナの木です。バナナの実がなるのを実芭蕉、花芭蕉といって花を見て愛でるのもあり、そして繊維を抽出して織り物「芭蕉布」になるのは糸芭蕉という名前です。

これが糸芭蕉の木です。

茎の断面です。

この茎から、芭蕉布の糸のもとになる繊維を取り出して糸にし、そして織り物にしていくわけですが、その行程は驚くほど多岐にわたります。そのすべてがひとりの手作業によって生み出されていきます。

 

ちなみに、60本の糸芭蕉の木から、着物1着だそうです。信じられます?

歴史としては12世紀ごろにはすでにあったようです。使う道具は変わっているでしょうが、その作業の姿はほとんど変わっていないのではないでしょうか。ものすごいことだと思いませんか?

繊維を強アルカリの熱湯でぐつぐつ煮込みます。大鍋でぐつぐつです。

抽出した繊維。

このあとも様々な工程がありますが、本編からどうぞ。リンクは一番下に貼っています。

日本を代表する料理人、レフェルヴェソンスの生江史伸シェフが、鹿児島県枕崎の鰹節職人の瀬崎祐介氏についてのコメントで言っていました。 「現在はマイナーな素材になっているかも知れないが、文化を継いでいく、伝統を守っていくという時代の正統性がある。もしこういう(手間のかかる丁寧な)ものが無くなってしまうのであれば、私たちの文化が間違った方向にいっていることを暗示してくれているようなヒントがあるのではないか」

 

この芭蕉布の作家である鈴木隆太さんと初めてお会いしたのは、2019年11月でした。きっかけはスペインから来ていた写真家Joan Tomasが「織り物を見たい」と言ったことでした。

長い時間をかけて糸芭蕉が織り物になっていく様子、そしてそれに向かい続ける隆太さんの姿を取材させてもらいたいと思い、撮影がスタートすることになりましたが、COVID-19の影響があり、2020年の5月まで中断期間が出てしまいました。

 

個人的に撮影を進めているなかで、「宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会」からお声かけをいただき今回、ギュッと8分弱で映像を出すことになりました。

 

音楽は、沖縄市在住の犬塚拓一郎氏(inuZucca)が率いるsynsekaiと、わたしの故郷宮古島の友人である高江洲ゆきこ氏に担当していただきました。題字にした「紡」は村内の漁師であり音楽家でもある仲栄真三七十氏にお願いをして書いていただきました。

 

ジャンルを超えて面白いひとが集まると、何か面白いことが起こるのではないか。その場をセットすることがわたしのライフワークのひとつです。映像にこだわらず今後も続けていきたいと思っています。どうぞご覧くださいませ。長い文を読んでくれてありがとうございます。

 

zagizee is Yu Zakimi(座喜味優)

 

 

 

 

沖縄北部の宜野座村です。
 
家から歩いて3分ほどのトコにあるBAR HANAYAです。

昨夜は、息子を寝かせてからふいに飲みに行こうかという気分になりまして。
 
歩いて行けばいいんですけど、時計はその時もう23時30分。ヨッシャ1秒でも早く飲もうということでクルマでシャシャーと行きました。(クルマで行ったんで、カメラを出してこの写真が撮れたのだ。ゲヘヘ。)
 
新鮮いちごのシャーベットのカクテル。女子が喜ぶヤツです。ぼくも喜んでます。

今日、お友だち(女子)がブログをやっているのを見つけまして。ちょと見てると「死んだらどこへ行くのか。」てタイトルのがあった。

体の部分ではなく、こころの本当の私の部分は死んだらどこに行くのだろう。と。

そりゃ消えてなくなるでしょうよ。

と思いました。すんません。
 
マスターりょうくん。那覇でもBARを経営なさってます。すごくいいひと。
 
こちらは急きょお呼び立てした「ひーこー」さん。県内の飲食業界では知られたひとだそうです。どこにでも出没してますもんね。昨夜も電話したとき恩納村にいました。
 
彼は居酒屋「てんぷす」、お宿「てんぷす」の経営、また飲食イベント出店など、なさっています。彼もすごくいいひと。どいつもこいつも、いいひとばっかり。
 
実はこないだ、ひーこーさんのお店「てんぷす」に飲みに行って、二次会で店主の彼を引っ張って、この店HANAYAに来て、引っ散らかして帰ったものでして。その懺悔会です。だから今日はぼくの奢りです。こないだ本当にごめんなさい。
と言いながら2時30分まで居座りました。
 
はい。こんにちは。