👳気の感覚を脳に蓄積させていく
僕たちは眠っている間に夢を見る。
その夢の映像には、色彩もあれば音もある。
時には、臭いや味、触感さえあるし、喜怒哀楽の感情も現れる。
これらは脳内に、それらの記憶が蓄積されているからに他ならない。。
気功に於ける〔気の感覚〕は、その場での感覚だけではダメで、その感覚が脳の記憶として蓄積されていく必用があるのだ。
だからこそ、脳からのフィードバックによって、日常の中でも感覚を再現できるようになる訳だ。
手に気持ちを持っていけば手が温かくなり、足に気持ちを持って行けば足が温かくなる。
丹田に気持ちを持って行くだけで丹田を温かくすることが出来るようになるのだ。
外に向いていた気持ちを体に持って行くだけで、脳波はリラックス状態のα波になり、自律神経も副交感神経優位に移行できるようになる。
それが、ヨガの行者、禅の行者であり、気功の達人なのである。
気の感覚を脳に蓄積させていく、それが気功の習練なのだ。