👨身と心の安らぎを得たる習練


 気功を楽しむ上で、忘れてはならない三要素というのがあります。
 水がH(水素)二個とO(酸素)一個から出来ていて、そのどれか一つでも無くなると水にはならないように、気功も、三要素の一つでも疎かにすると気功にはならないんですね。
 その三要素というのは、
・調身
・調心
・調息
の三つです。

 〔調〕というのは、ピアノの調律の時の〔調〕と同じような意味で、
・凸凹の無いようにすること
・癖の無いようにすること
を意味しています。
 一言で言えば、
・体は緩んでいるか
・心は静かに安定しているか
・呼吸は荒々しくないか
ということでしょうね。

 そして、これら〔調身、調心、調息〕の三要素は、水に於けるHとOのようなものですから、一つになっている必用がある訳で、その三つが重なり合ったところに〔気功〕という習練がある、気功の習練に成り得るということなんですね。


 釈尊が様々な場所で語った言葉を集めた詩集のような経典に〔ダンマ・パダ(真理の言葉)という経典があり、〕法句経(ほっくきょう)と訳されています。
 その中に〔調身、調心、調息〕に関係する素敵な言葉(句)がありますので、ご紹介させて頂きます。


 こころしずかなり
 語(ことば)おだやかなり
 行ないもゆるやかなり
 この人こそ
 正しきかとりを得
 身と心の安らぎを得たる人なり


 気功は、三要素を統一的に調えていくことによって、〔身と心の安らぎ〕を得ていく習練でもあるんですよね。


🌈《美しく清らかな気功の仲間のつどい〔すずらん〕》
🎈毎週火曜午後1時半~3時半
🎈名古屋市市政資料館/名古屋市東区白壁1

🎈参加の度に五枚5,000円のチケット一枚/体験→2,000円

💃気功&ふぁんそんテクニック指導員:和気信一郎
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